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久保建英、17歳ラストマッチで圧巻2発!「あれくらいはやらないといけない」

2019.06.01

大分戦で2得点を決めた久保建英 [写真]=三浦彩乃

 “17歳ラストマッチ”となったJ1第14節の大分トリニータ戦、日本代表MF久保建英が今季初の1試合2得点でFC東京を勝利へ導いた。

 まずは39分、「ボールを持った時は前に運ぶことしか考えていなかった」と得意のドリブルで切れ込み、左足を一閃。さらに後半アディショナルタイムには、前がかりになった相手のミスを見逃さず、冷静にゴールネットを揺らした。「後半のアディショナルタイムは5分あったので、あそこで得点を取れていなかったら精神的にも追い込まれていたと思う。そういう意味でも大きな1点だった」と振り返った。


 今節の大分戦では得点のみならず、ドリブルやパスで多くのチャンスを生み出した。「今日はボールがたくさん来て、なおかつ前を向くことができた。あれだけボールを受けられれば、あれくらいはやらないといけない」と久保。これでホームでは3試合連続ゴールとなったが、自身の中での“変化”は「ない」と話す。

「変わったのは、Jリーグの公式記録を見た時に自分の名前の横に『1(※得点数)』と書いてあることだけ。それ以外に変わったことはありません。入る時は入るので」

 久保はキリンチャレンジカップ2019、続くコパ・アメリカに臨む日本代表メンバーに選出されており、しばらくチームから離脱する。FC東京を率いる長谷川健太監督も「コパで抜けるのは痛い」と記者会見で率直な感想を口にした。

 試合終了直後のフラッシュインタビューでは、「FC東京の代表として、しっかり悔いのないように戦って来たいと思います」とサポーターの前で宣言。いよいよ明日から日本代表の一員として活動を開始する。


By 三島大輔

サッカーキング編集部

サッカーキング編集部所属。 週刊J2&月刊J3 MC。Jリーグ&ブラジルサッカーウォッチャー。

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