名古屋城の前で特別ユニを発表
名古屋グランパスは13日、愛知県名古屋市の名古屋城にて「鯱の大祭典」、「大名古屋展」合同記者発表会を開催した。同発表会では7月20日から8月30日にかけて開催される「鯱の大祭典」や、BEAMS JAPANが名古屋の魅力を発信する「大名古屋展」の企画概要や開催経緯を紹介。名古屋グランパスの小西工己代表取締役社長、楢﨑正剛クラブスペシャルフェロー(CSF)、株式会社ビームスの設楽洋代表取締役社長、名古屋市の河村たかし市長が登壇した。
小西代表取締役社長は冒頭の挨拶にて、2018シーズンのホームゲーム年間入場者数が44万人を超えたことに触れ、「この熱をスタジアムだけでなく、街全体に広げていきたい」ため「鯱の大祭典」を企画したと説明。「皆さんと一緒に街を大いに盛り上げ、人と人との新しいつながりが生まれることを楽しみにしています」とイベントに込めた想いを明かした。
小西代表取締役社長はまた、「鯱の大祭典」開催期間中のホームゲーム4試合で着用する記念ユニフォームが、「鯱の大祭典」の連動企画「大名古屋展」を開催する株式会社ビームスのプロデュースにより制作されたものだと発表した。設楽代表取締役社長は鯱をテーマとした記念ユニフォームについて、胸元の曲線は頭部を、両肩の楕円は目元をイメージして制作したと説明。両脇に配されたゴールドカラーは金のしゃちほこをイメージしたカラーリングで、“大祭典”の華やかさを演出したという。なお、サッカーの試合で着用するユニフォームのプロデュースは、株式会社ビームス史上初の試みだそうだ。
河村市長は「名古屋の姿を日本、世界に発信していきたい」とし、自らも盛り上げ役として関わっていく姿勢を表明。ビームスが創業した1976年に生まれた楢﨑正剛CSFは、ビームスとのコラボに関して「勝手に縁を感じています(笑)」と語った上で、「地域の皆さんと盛り上がれる催しということで、個人としても非常に楽しみにしています」とコメントしている。
4者の登壇後には、記念ユニフォームを着用したGK渋谷飛翔、MF杉森考起が登場。それぞれ、「かっこいいユニフォームを着た上で試合に出る選手として、絶対に負けないという気持ちで頑張りたいと思います」(渋谷)、「地元出身の選手としてこのようなユニフォームを着て戦えることをうれしく思います。選手としても『鯱の大祭典』を盛り上げていけるように頑張りたいと思います」(杉森)と意気込みを語った。
なお、「鯱の大祭典」開催期間中のホームゲームは、7月20日のガンバ大阪戦、8月10日の川崎フロンターレ戦、8月24日の横浜F・マリノス戦、8月30日のFC東京戦の4試合。レプリカユニフォームはG大阪戦、横浜FM戦の2試合にて想定来場者「約6万名」にプレゼントする予定だ。
By サッカーキング編集部
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