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元バルサDFアビダル氏来日、チェルシー&神戸戦で「経験や価値観を伝えたい」

2019.04.18

都内でRakuten Cupの開催を発表した楽天の三木谷浩史氏とアビダル氏

 楽天株式会社は18日、今夏にプレシーズンマッチとなる『Rakuten Cup』の開催が決まったことを発表。バルセロナチェルシーが7月23日に埼玉スタジアム2002で、バルセロナヴィッセル神戸が7月27日にノエビアスタジアム神戸で対戦することが決定した。

 発表に合わせて行われた記者会見では、バルセロナなどで活躍した元フランス代表DFエリック・アビダル氏が登場。日本ではバルセロナの名前を冠するアカデミーが複数あることを挙げ、「日本は我々にとっても母国のような存在です。バルセロナで教育を受けたコーチたちが教えていますし、日本にバルセロナのプレースタイルを伝えることで日本のファンとの距離を近づけ、バルセロナの経験や価値観を伝えていきたいです」と挨拶。


 神戸だけでなく、チェルシーと日本で対戦することにもなったが、「チャンピオンズリーグで好成績を残すことなどを考えても、非常に重要」と位置づけ、スペイン外の欧州チームとの対戦の機会を重視していると話す。

 神戸には、かつての同僚であるアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャなどが在籍。「バルセロナのプレーや哲学を理解した選手がいることは我々にとっても意義深いことです。ユースやアカデミーにも、その哲学を伝えるということが活動の一環となっています」と、“バルセロナ流”を伝えることの重要性も説いた。

 自身は2011年末のFIFAクラブワールドカップで、バルセロナの一員として日本でトロフィーを掲げているが、「当時驚いたことは、スペインと日本は距離が遠いけど、ファンがたくさんいてくれて、カタラン語の歌も頑張って歌ってくれ、感動しました」と振り返り、日本のバルセロニスタに対して、「情熱というものを越え、フットボールを愛してくれていると思います」と印象を語った。

 バルセロナは3年半ぶりの来日となるが、「理念・哲学をお見せしたいと思っています。バルセロナは常にチームとしてプレーしていて、重要なことはどのように勝つか、ということ。日本の皆さんの前でいい試合ができればと思います」と、メッセージを送っている。

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