ビデオメッセージを寄せた3選手 [写真]=ヴィッセル神戸
楽天株式会社は18日、今夏にプレシーズンマッチとなる『Rakuten Cup』の開催が決まったことを発表。バルセロナとチェルシーが7月23日に埼玉スタジアム2002で、バルセロナとヴィッセル神戸が7月27日にノエビアスタジアム神戸で対戦することが決定した。
発表に合わせて行われた記者会見では、元バルセロナ所属で現在は神戸でプレーするアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、セルジ・サンペールの3選手がビデオメッセージを寄せた。
2018年夏にバルセロナを離れ、神戸を新天地に選んだイニエスタは「特別ワクワクする」と対戦が決まった時の心境を明かすと、「僕にとっては新しい体験になります」と、バルセロナと初めて敵として相対し、長年のチームメイトたちと反対側のピッチに立つことを楽しみにしている様子を見せる。
2010-11シーズンから3年間バルセロナでプレーしたビジャは、試合の見どころとして笑みを浮かべつつ「相手にポゼッションさせないこと」を挙げると、「バルセロナのプレースタイルをベースにしたチーム作りを目指していて、そのスタイルを世界的に先導する立場のチームと対戦することは最高の学びの場になります」と意欲を語った。
イニエスタ同様、バルセロナのカンテラ育ちで、3月に神戸へ加入したばかりのサンペールも「自分を育ててくれたクラブと対戦できるのは本当に特別です。みんなが楽しめる試合にしたいですね」と、早くも日本の地で以前の仲間と再会できることを楽しみにしているようだ。
勝算を問われるとイニエスタは少し間を空けてから「サッカーは何が起こるかわからないので、可能性はもちろんある」と前置きした上で、「単純な勝ち負けという基準で挑もうとは思っていません。自分たちがベストを尽くさないと、やりあえないようなチームとの対戦なので、それを大事な成長の機会ととらえるべきです」と話し、「お祭りのような1日になるので、ファンの皆さんにも楽しんでほしいです」とメッセージを送っている。
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By サッカーキング編集部
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