仙台と浦和の一戦は、両者痛み分けに終わった [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第1節が22日に行われ、ベガルタ仙台と浦和レッズが対戦した。
昨年12月に行われた天皇杯決勝の再現となった同カード。仙台にとっては、0-1で敗れた試合の借りを返したいところ。一方の浦和は、仙台との直近5試合の公式戦対戦成績が4勝1分と負けがない。相性の良さを味方につけ、開幕戦勝利を狙う。
前半は浦和ペース。新加入のエヴェルトンや山中亮輔、杉本健勇らは、チームへの適応が順調であることが伝わるようなプレーを披露する。対する仙台はボールを支配される時間が続くも、こちらも新加入の長沢駿を生かしたカウンターでチャンスをうかがう。どちらも決定的な場面は作り出すことができず、スコアレスでハーフタイムを迎える。
後半に入ると、仙台がゴール前に迫るシーンが増える。57分には長沢、67分にはハモン・ロペスにあわやというシーンが訪れる。
試合終盤には浦和が前への圧力を強める。だが、88分に柏木陽介が右足で放ったシュートは、シュミット・ダニエルにはじかれる。
試合は0-0で終了。次節、仙台はアウェイで横浜F・マリノスと、浦和はホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。
【得点者】
なし
【スターティングメンバー】
ベガルタ仙台(3-4-2-1)
シュミット・ダニエル;平岡康裕、大岩一貴、永戸勝也;蜂須賀孝治、兵藤慎剛(65分 梁勇基)、富田晋伍、関口訓充;ハモン・ロペス、石原直樹;長沢駿(78分 ジャーメイン良)
浦和レッズ(3-3-2-2)
西川周作;岩波拓也、マウリシオ、槙野智章;宇賀神友弥、エヴェルトン、山中亮輔;長澤和輝(73分 マルティノス)、柏木陽介;杉本健勇、興梠慎三(83分 アンドリュー・ナバウト)