2019.02.21

柿谷曜一朗が語る山口蛍との対戦…「蛍がいなくなってセレッソサポーターが…」

[写真]=Jリーグ
サッカー総合情報サイト

 2月1日、新シーズン開幕へ向けてキャンプを行っていたセレッソ大阪の柿谷曜一朗がDAZNのインタビューに応じた。

 チームは大きく生まれ変わった。2017年、尹晶煥監督指揮の下、YBCルヴァンカップと天皇杯の二冠を達成した。しかし、昨シーズンをリーグ7位で終えると、尹晶煥監督が退任。それに続くかのように、杉本健勇、山口蛍、山村和也らタイトル獲得に貢献した選手たちも移籍した。迎えた2019年、ミゲル・アンヘル・ロティーナ新監督を迎え、新生セレッソの戦いが始まろうとしている。

[写真]=DAZN

――ここまでの手応えは?
柿谷:新しい選手も含め全員がすごく良いコミュニケーションを取れている。タイでは開幕に向けて徐々にみんなのコンディションが上がっている中で、戦術やコミュニケーションの部分ですごく良いキャンプができたので、それを継続して宮崎でやるだけかなと思う。

――ロティーナ監督の印象は?
柿谷:細かすぎずという感じなので、攻撃のところはスピーディーに、かつ、シンプルにゴールに向かうところを目的で持ちつつ、いろんなバリエーションを教えてくれる。特に前の選手、後ろの選手もそうですけど、すごく良い勉強になるというか、またみんなサッカーが上手くなるんじゃないかなという感覚ですかね。

――監督から求められていることは?
柿谷:誰が監督でも結果として数字を残す事は当然ですし、それプラス今の監督が目指すサッカーを、前線から引っ張って、色々な選手に伝えていく。もちろん足りないところを補うことは求められているかなと思いますけど、全員がチャレンジしている段階なので楽しくできています。

――新加入の都倉賢選手の印象は?
柿谷:本当に生粋のストライカー。ゴールするためなら手段を選ばない。相手のディフェンスにとってすごく怖い選手がウチのFWになったので。今までは敵としてすごく厄介な選手でしたけど味方になってくれたのですごく頼りがいがあるし、セレッソでゴールを量産してくれると思う。練習中からも積極的に選手とコミュニケーションを取っているし、チームの輪の中心に入っているような、今年入ってきたという感じよりは何年も居るような話しやすい人だなと思います。

[写真]=Jリーグ

――去年は不本意なシーズンだった。今年にかける思いは?
柿谷:もちろん、毎年毎年最高の結果を残すようには努力していたけれど、一昨年とは違い去年はタイトルを取れなかった。1つ取るのも難しい中で2つ取ってしまった以上、去年は(結果を)求められましたけど、やっぱりそう簡単にはいかなくて、苦しいシーズンだったしチームとしてもそうだった。個人としても気持ちのところですごく波がある1年だった。でも、終わったことだったり今まで自分がセレッソに対して思ってきたこととか、そういうことを抜きにして新しいチームで始まる以上、新たな気持ちで僕たちが引っ張っていかないといけない。本当に結果で、もう一度セレッソのサポーターを信用させないといけないし、してもらわないといけないし、そのためにはもう一度ピッチの中で全力で戦う姿を見せるしかないと思っています。

――チームの中での役割も変わったのでは?
柿谷:もう29歳ですし、そろそろベテランの領域には入ってくるけれど、体のところも含めまだまだ動ける。僕がこのチームでプレイするにあたって、もっともっと考えないといけないことがあると思う。けど、まずは自分が小さい頃から思っていた『サッカーを楽しむ』と言う部分、そこに尽きるかなと思う。年齢的にも後輩がいっぱいいるので良いお手本にはならないといけないけど、もっともっと自分の欲を出して、もっと純粋にサッカーに向き合えればいいと思います。

――開幕戦(2月22日@ヤンマースタジアム長居)はヴィッセル神戸と対戦する。
柿谷:僕ら選手と一般のサポーターだったり皆さんと同じ気持ちで、あれだけすごいスター選手が揃っている中での対戦は楽しみだし、(山口)蛍の移籍があってすごく興味深い試合になると思う。蛍がいなくなってセレッソサポーターが減ってしまったり、悲しんでいるサポーターもいると思うけれど、敵となったら僕らには関係ないし、すごく楽しみな試合ですけど、セレッソのサポーターと今ここにいる選手全員が1つになってやれれば、1年ですごく良い結果が得られると思う。相手がどうとかもちろん気にするけれど、本当にセレッソとしてクラブとしてチームとして一つになれれば、どこの相手でも問題ないと思う。そういうところを一つにしていきたい。

ともにタイトルを獲得した杉本健勇(左端)や山口蛍(右から2番目)が移籍。山口とは開幕戦で対戦する [写真]=Jリーグ

――今シーズンの目標を教えてください。
柿谷:『優勝する』とか『ACLに出たい』とかありきたりだけれど、まずそこを目指さないと良い準備をしている意味がないし、個人的なところももちろんチームとして高いところを目指す。個人としては怪我なく1年終わると言うのもそうだけど、この2年間自分らしいプレーと言うのは見せられなかったと思うし、それはただの言い訳にしかならない。まだまだもっと『もっとできるぞ!』というのをもう一度サポーターに。今シーズンできたからといって、納得してもらったり信用されるとは思わないけど、ゼロからの気持ちで一歩ずつ自分の力を示せていけたらいい。

提供=DAZN

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