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元U23代表DF比嘉祐介、29歳で現役引退…先輩・中村俊輔にエールも

2019.02.14

年代別代表で活躍した比嘉祐介(写真は2011年、U22代表) [写真]=Getty Images

 東京ヴェルディは14日、2018シーズンで契約満了となったDF比嘉祐介の現役引退が決定したと発表した。

 比嘉は1989年生まれの29歳。流通経済大学付属柏高校で高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会、第86回全国高等学校サッカー選手権大会を制覇し、流通経済大に進学した。同大学ではユニバーシアード日本代表に2度選出されたほか、U-20、21、22日本代表にも招集。2010年のアジア大会などに出場した。


 2012年に横浜F・マリノスへ加入。同年にはU-23日本代表の一員として、ロンドン・オリンピック最終予選のメンバーにも名を連ねた。2014年には京都サンガF.C.への期限付き移籍を経験。2015年には横浜FMへ復帰した後、2016年からは2年間に渡ってジェフユナイテッド千葉でプレーした。

 そして昨季開幕前、東京Vへ加入。公式戦の出場は天皇杯での1試合にとどまっていた。キャリア通算では、明治安田生命J1リーグで2試合出場、明治安田生命J2リーグで35試合出場1得点、JリーグYBCルヴァンカップで10試合出場、天皇杯で11試合出場を記録している。

 現役引退にあたり、比嘉は以下のようにコメントしている。

「こんにちはヴェルディに関わる皆さん、1年間ありがとうございました!去年1年間、怪我をしてチームに迷惑ばかりかけて申し訳ありませんでした。自分のサッカー人生で1番苦しく、自分自身情けなく感じるシーズンでした。それでも、いつも声を掛けてくれるサポーターには感謝しかありません。『早くケガを治してピッチに立って下さい』の一言がリハビリのモチベーションでした。たまらなかったです!」

「そして、ご報告があります。2018年をもって現役を引退することを決めました!サッカーを始めてちょうど20年くらいですが、生活からサッカーが離れることはこの20年間なかったので不安もありますが、これからの第二の人生が長いので頑張って行きたいと思います。沖縄から出てきていろいろな人に会えて、いろいろな所に行けて、とてもいい経験になりました。流通経済大学柏高校の本田裕一郎先生、流通経済大学の中野雄二先生、本当にありがとうございました。お世話になったスタッフの皆さんにも感謝しかないです!」

「自分はJリーガーになってからは、試合には全然出ることができませんでしたが、プロ生活7年間はすごく楽しかったし、良い思い出しかありません。プレーする場を与えてくれた横浜F・マリノス、京都サンガF.C.、ジェフユナイテッド千葉、東京ヴェルディで関わった皆さん、そしていつも応援してくれたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました」

「今年からは自分もサポーターとして色々なスタジアムに行きたいと思っているので、スタジアムで見かけたら『GA-HI-』でも『比嘉さん』でもいいので、声を掛けてくれたら嬉しいです。サッカー3150(最高)!」

「あっ、しゅんさん(中村俊輔選手)いつ引退するか分からないですけど、絶対呼んでね!応援しています!」

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