[写真]=J.LEAGUE
J1連覇中の川崎フロンターレは先月27日に行われた新体制発表会で「Jリーグ3連覇」そして「カップ戦のタイトル獲得」を今季の目標に掲げた。
日本国内での3大タイトルは、J1リーグ、ルヴァンカップ、そして天皇杯だ。加えてACLに参戦するクラブもあり、最大で「4冠」を達成する可能性がある。とはいえ、群雄割拠のJリーグ。1シーズンで複数タイトルを獲ることは至難の業と言えるだろう。
Jリーグ25年の歴史で過去に複数タイトルを獲得したクラブは「11」。その戦績を振り返ってみよう。なお、大会の名称は以下の通り。
・J1リーグ:明治安田生命J1リーグ(Jリーグチャンピオンシップ時代も含む)
・Jリーグカップ:JリーグYBCルヴァンカップ(旧 Jリーグヤマザキナビスコカップ)
・天皇杯:天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会(旧 天皇杯全日本サッカー選手権大会)
・ACL:AFCチャンピオンズリーグ(旧 アジアクラブ選手権)
1993年:ヴェルディ川崎
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:優勝
天皇杯:ベスト8
ACL:4位
主なメンバー:柱谷哲二、ペレイラ、ラモス瑠偉、武田修宏、三浦知良
監督:松木安太郎
1994年:ヴェルディ川崎
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:優勝
天皇杯:2回戦敗退
ACL:3位
主なメンバー:菊池新吉、ペレイラ、柱谷哲二、ラモス瑠偉、武田修宏
監督:松木安太郎
1997年:鹿島アントラーズ
J1リーグ:2位
Jリーグカップ:優勝
天皇杯:優勝
ACL:不出場
主なメンバー:秋田豊、相馬直樹、本田泰人、ビスマルク、柳沢敦
監督:ジョアン・カルロス
1999年:ジュビロ磐田
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:ベスト8
天皇杯:ベスト8
ACL:優勝
主なメンバー:鈴木秀人、藤田俊哉、福西崇史、高原直泰、中山雅史
監督:桑原隆
2000年:鹿島アントラーズ
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:優勝
天皇杯:優勝
ACL:GL敗退
主なメンバー:高桑大二朗、秋田豊、小笠原満男、ビスマルク、柳沢敦
監督:トニーニョ・セレーゾ
2006年:浦和レッズ
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:ベスト8
天皇杯:優勝
ACL:不出場
主なメンバー:田中マルクス闘莉王、鈴木啓太、長谷部誠、ポンテ、ワシントン
監督:ギド・ブッフバルト
2007年:鹿島アントラーズ
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:ベスト4
天皇杯:優勝
ACL:不出場
主なメンバー:内田篤人、岩政大樹、小笠原満男、本山雅志、マルキーニョス
監督:オズワルド・オリヴェイラ
2008年:ガンバ大阪
J1リーグ:8位
Jリーグカップ:ベスト4
天皇杯:優勝
ACL:優勝
主なメンバー:山口智、加地亮、遠藤保仁、二川孝広、ルーカス
監督:西野朗
2014年:ガンバ大阪
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:優勝
天皇杯:優勝
ACL:不出場
主なメンバー:東口順昭、今野泰幸、遠藤保仁、宇佐美貴史、パトリック
監督:長谷川健太
2016年:鹿島アントラーズ
J1リーグ:優勝
Jリーグカップ:予選敗退
天皇杯:優勝
ACL:不出場
主なメンバー:曽ケ端準、昌子源、柴崎岳、小笠原満男、金崎夢生
監督:石井正忠
2017年:セレッソ大阪
J1リーグ:3位
Jリーグカップ:優勝
天皇杯:優勝
ACL:GL敗退
主なメンバー:キム・ジンヒョン、ソウザ、山口蛍、柿谷曜一朗、杉本健勇
監督:尹晶煥
By サッカーキング編集部
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