昨年夏から京都でプレーしたカイオ [写真]=Getty Images
京都サンガF.C.は9日、ブラジル人FWカイオがUAEのエミレーツ・クラブへ完全移籍で加入することが決まったと発表した。
カイオは1987年生まれの31歳。2008年途中にセレッソ大阪へ加入し、2009年までプレーした。ブラジルへ帰国した後、2010年途中には横浜FCへ加入して2013年まで所属。以後はUAEや韓国、タイ、中国のクラブを渡り歩き、昨年夏に京都へ加入した。
京都加入後は明治安田生命J2リーグで15試合に出場し、4得点を記録したカイオ。J3降格の危機にあったチームのJ2残留に貢献した。
完全移籍にあたり、カイオは以下のようにコメントしている。
「6カ月間でしたが、京都でプレーし、私と契約してくれた京都を何としてもJ2最下位の状況から降格させまいとプレーし、残留に導けたことは大きな喜びでした。自分を受け入れてくれたチーム、フロント、選手、スタッフ、サポーター、全ての方に感謝しています。そして、未来への私の選択を理解してもらえれば幸いです。私は日本を離れますが、京都の皆さんを愛しています」