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湘南、東京Vへレンタル中の奈良輪雄太が完全移籍に…端戸仁は期限付き移籍

2018.12.29

湘南から東京Vへ移籍する奈良輪(左)と端戸(右) [写真]=Getty Images

 東京ヴェルディは29日、湘南ベルマーレからMF奈良輪雄太を完全移籍で、FW端戸仁を期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 奈良輪は1987年8月生まれの現在31歳。横浜F・マリノスの下部組織出身で、筑波大学、SAGAWA SHIGA FCを経て2013年に横浜FMへ加入した。2016年には湘南へ完全移籍。加入初年度は明治安田生命J1リーグで19試合出場、2017シーズンのJ2リーグでは25試合出場1得点を記録した。今シーズン開幕前には東京Vへ期限付き移籍。今季の明治安田生命J2リーグでは全42試合に出場し2得点を挙げた。


 端戸は1990年5月生まれの現在28歳。横浜FMの下部組織出身で、2009年にトップチームへ昇格した。2012年にはギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍し、同シーズンのJ2リーグで14得点を挙げた。翌年に横浜FMへ復帰するも多くの出場機会は得られず、2016年に湘南ベルマーレへ加入した。初年度の明治安田生命J1リーグでは20試合出場4得点を、2017シーズンのJ2リーグでは27試合出場1得点を記録したが、今季のJ1リーグでは4試合の出場にとどまっていた。

 移籍に際し、両選手は湘南、東京Vの公式HPでコメントを発表している。

奈良輪雄太
「2019年は完全移籍で東京ヴェルディでプレーすることになりました。2018年は違うチームでプレーしていましたが、ベルマーレのすべての試合を観ていました。来年もベルマーレがJ1でプレーすることを、そしてルヴァンカップでの優勝を心から嬉しく思っています。ベルマーレで過ごした2年間で選手皆と切磋琢磨した経験が、今でも自分の糧になっています。チームは離れますが、同じサッカー人としてピッチで会えるように僕も頑張ります」(湘南)

「2019年も東京ヴェルディでプレーすることになりました。リーグ戦はもちろんのこと、プレーオフでの大宮戦と横浜FC戦でサポーターの皆さんが作り上げたスタジアムの雰囲気や選手一人ひとりの顔を、今でもハッキリと覚えています。チームとしても個人としても、まだまだのびしろがあると思い、ここでプレーすることに決めました。敢えて口に出さなくても、サポーターの皆さんと目標は同じだと思います。2019年もともに戦いましょう」(東京V)

端戸仁
「3年間たくさんの熱い応援をありがとうございました!毎日が刺激的で、僕は何よりこのチームに来て自分のためにはもちろん、チームの為にプレーするということがどれだけ大切かを学ばさせてもらいました。2年前には大怪我をしJ2降格、去年はJ2優勝、そして今年はルヴァンカップ優勝とJ1残留という毎年緊張感のあるシーズンが過ごすことができて本当に幸せでした!17番の応援歌も大好きです!湘南ベルマーレがこれから益々強くなると信じています!」(湘南)

「はじめまして、2019シーズンお世話になります端戸仁です。歴史と伝統のあるクラブの一員になれることを嬉しく思います。このチームは技術的に高い選手が多く、その中で自分も多くのイメージを共有し、観ている人が楽しめるようなサッカーを見せたいと思います。J1昇格に貢献できるよう全力で戦います!」(東京V)

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