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ピーター・ウタカ、甲府へ完全移籍…今季途中加入の徳島で18戦6得点

2018.12.27

今年6月から徳島ヴォルティスでプレーしてたピーター・ウタカ [写真]=Getty Images

 徳島ヴォルティスに所属するナイジェリア人FWピーター・ウタカが、ヴァンフォーレ甲府へ完全移籍で加入することが決まった。27日に両クラブが発表している。

 P・ウタカは1984年生まれの34歳。2003年にベルギー3部リーグのマースメヘレンでキャリアをスタートさせ、翌年には同1部のKVCウェステルローに加入した。以後、ロイヤル・アントワープFCで2部リーグ得点王を獲得すると、デンマークのオーデンセBKで4シーズンに渡ってプレー。2009年にはナイジェリア代表として2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ アフリカ予選にも参加した。


 2012年に中国スーパーリーグの大連実徳へ移籍すると、初年度から20得点を記録。2013年はシーズン途中に北京国安へ移籍し、2014年シーズンの途中には上海申キンへレンタル移籍で加入した。そして2015年、清水エスパルスへ加入。2016年は期限付き移籍先のサンフレッチェ広島で明治安田生命J1リーグで33試合に出場し、19得点を挙げて得点王に輝いた(ヴィッセル神戸のブラジル人FWレアンドロと同時受賞)。昨季開幕前にはサンフレッチェ広島へ完全移籍で加入したうえで、FC東京へ期限付き移籍。J1リーグ戦25試合に出場して8得点を記録した。

 FC東京への期限付き移籍を終え、広島との契約満了に伴って日本を後にしたP・ウタカ。今季はデンマーク2部のヴァイレBKでプレーしていたが、今年6月14日に徳島への加入が決定した。今季は明治安田生命J2リーグで18試合出場6得点を記録している。

 完全移籍にあたり、P・ウタカは徳島の公式HPにて以下のようにコメントしている。

徳島ヴォルティスに関わる皆様、このたびヴァンフォーレ甲府への移籍を決めました。徳島ではたくさんの方々にとても良くしていただきましたし、これは簡単な決断ではありませんでした。ただ、様々なことを考えたうえで、自分にとってこの決断をしないといけませんでした。徳島ヴォルティスで応援してくれた皆様のことは、いつも僕の心の中にいますし、これからも徳島ヴォルティスのことをずっと応援しています。また会いましょう!短い間でしたが、本当にありがとうございました」

 また、加入する甲府の公式HPでは以下のようにコメントしている。

「来季からヴァンフォーレ甲府でプレーできることが決まり、とても嬉しく幸せに思っています。チームの勝利にゴールやアシストで貢献し、実りあるシーズンを送れるよう、頑張ります!新しいチームメイト、そして素晴らしいサポーターの皆さんにお会いできることを楽しみしています!」

By サッカーキング編集部

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