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鹿島での2年はケガとの戦い…三竿雄斗、大分へ完全移籍「もう一度這い上がれる」

2018.12.26

2017年から鹿島アントラーズでプレーした三竿雄斗 [写真]=Getty Images

 鹿島アントラーズに所属するDF三竿雄斗が、大分トリニータへ完全移籍で加入することが決まった。26日に両クラブが発表している。

 三竿は1991年生まれの27歳。東京ヴェルディユースから早稲田大学に進学し、2014年に湘南ベルマーレへ加入した。1年目から明治安田生命J2リーグで40試合に出場し、チームのJ1昇格に貢献。2015年はJ1で33試合出場1得点、2016年はJ1で32試合出場2得点を記録した。


 そして2016年末、鹿島への完全移籍が決定。加入後は負傷にも悩まされて出場機会を得られず、所属2年で公式戦8試合出場にとどまった。キャリア通算では、明治安田生命J1リーグで68試合出場3得点、明治安田生命J2リーグで40試合出場1得点、JリーグYBCルヴァンカップで9試合出場、天皇杯で7試合出場1得点、AFCチャンピオンズリーグで3試合出場を記録している。

 完全移籍にあたり、三竿は鹿島の公式HPにて以下のようにコメントしている。

鹿島アントラーズに関わる全ての皆様、2年間ありがとうございました。そして、チームの力になることができずに申し訳ありませんでした。鹿島での2年間の大半の時間はケガ、特にグロインペイン症候群との戦いでした。完治したと思ったら再発を何度も繰り返し、先が見えない中で何度も心が折れそうになりましたが、鹿島のユニフォームを着てピッチに立ち、勝利に貢献することを目標に必死にもがいてきました。残念ながら、ピッチでチームに貢献することはできませんでしたが、素晴らしい選手、スタッフ、サポーターの方々と2年間共に過ごせて幸せでした。特に、メディカルスタッフには自分のわがままをたくさん聞いてもらい、必死に治療に当たってもらって感謝してもしきれません。しかし、きっとこの苦しい期間が自分の人生にとっては必要な時間であり、今後飛躍するための糧になると信じています。自分にはまだまだたくさんの目標がありますし、まだまだ成長できると思っています」

「これからも鹿島アントラーズがたくさんのタイトルを取り続けることを心から祈っています。本当にありがとうございました」

 そして加入する大分の公式HPでは以下のようにコメントしている。

「はじめまして、鹿島アントラーズより加入することになりました三竿雄斗です。このような素晴らしいクラブに加入することができて大変光栄ですし、感謝しています。これまでの人生、何度も苦しい時期があり、その度に必ず這い上がってきました。鹿島ではピッチで自分の力を示すことができませんでしたが、ここからもう一度這い上がれると確信しています。大分トリニータの勝利のため、全身全霊で戦いたいと思います。よろしくお願いします!」

By サッカーキング編集部

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