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「まだやれることがあるのではないか…」浦和GK榎本哲也が富山へ完全移籍

2018.12.25

自身初のJ3に挑戦する [写真]=Getty Images

 カターレ富山は25日、浦和レッズからGK榎本哲也を完全移籍で獲得した。

 現在35歳の榎本は横浜F・マリノスの育成組織出身で2002年にトップチームに昇格した。計15シーズン在籍し、2017年に浦和レッズに移籍。今季は出場機会に恵まれなかった。両クラブの公式HPを通じてコメントを発表している。


■富山
カターレ富山のファン・サポーターのみなさん、こんにちは。2019シーズンから加入することになりました榎本哲也です。横浜F・マリノスのユース時代に指導いただいた安達監督をはじめ、富山のみなさんとJ2復帰という目標に挑む機会をいただけたことは、大変ありがたいことだと考えています。個人のプレーで貢献することはもちろんのこと、自分の経験をチームに伝えることで、みなさんと目標に向かって少しでも前に進んで行ければと思います。共に戦いましょう。よろしくお願いします」

■浦和
「ファン・サポーターのみなさん、このたび、カターレ富山に移籍させていただくことになりました。2年間という短い期間でしたが、個人的にはみなさんの力になりきれなかったと思いますし、申し訳ない気持ちです」

「僕自身は、35歳という年齢がサッカー人生において一つの節目、区切りになるだろうと考えていました。しかし、ユース時代の恩師であるカターレ富山の安達監督から声を掛けていただけたことをはじめ、2018シーズンはケガが多く、納得いくパフォーマンスができていなかったこと、新たな環境で自分があらためてチャレンジしたときに、どんな可能性を見せることができるのかなど、まだやれることがあるのではないかと考えるようになりました」

浦和レッズでは、土田尚史GKコーチとの出会いに加え、すばらしいチームメート、そして何よりも熱いファン・サポーターのみなさんと共に闘うことができました。それは非常にありがたいことでしたし、誇りに思っています。今後も浦和レッズが活躍することを願っています。本当にありがとうございました」

By サッカーキング編集部

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