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熊本MF水野晃樹、鳥栖からの期限付き移籍満了「プロの世界、結果が全て」

2018.12.05

今年7月から熊本でプレーした水野晃樹 [写真]=Getty Images

 ロアッソ熊本は4日、サガン鳥栖から期限付き移籍で加入しているMF水野晃樹について、移籍期間が満了となることが決まったと発表した。

 水野は1985年生まれの33歳。清水商業高校出身で、2004年にジェフユナイテッド市原(現・ジェフユナイテッド千葉)へ加入した。2007年には日本代表にも招集され、同年からスコットランドのセルティックでプレー。2010年に柏レイソルへ加入し、2013年からはヴァンフォーレ甲府、千葉、ベガルタ仙台と渡り歩いた。


 そして昨季から鳥栖でプレーし、公式戦通算19試合出場3得点を記録。今年7月に熊本への期限付き移籍が決まり、明治安田生命J2リーグで12試合に出場した。キャリア通算では、明治安田生命J1リーグ157試合出場16得点、J2リーグ32試合出場1得点、JリーグYBCルヴァンカップ40試合出場6得点、天皇杯18試合出場2得点、ACL1試合を記録している。

 期限付き移籍満了にあたり、水野は熊本に対して以下のようにコメントしている。

「この度、期限付き移籍満了になりました、水野晃樹です。移籍当初のミッションとしては、このチームを上位進出へと強い意志、覚悟、そして責任を持って来ました。しかし、J3降格。長く辛いトンネルを抜けることができず、新しい風を吹かせることができず、自分の力の無さを突きつけられました。本当に申し訳ないの一言です。このプロの世界、結果が全てです」

「自分としては初めての期限付き移籍。短期間でチームに馴染み、チームを変えていくことの難しさ、サッカーの難しさを改めて感じました。それでも、サポーターやロアッソ熊本に関わる沢山の方々は最後まで諦める事なく、選手を励まし、辛い時は共に苦しみ、勝った時には共に笑いあい、同じ時間を過ごしてくれました。また、練習場でも気さくに声をかけていただき、時には沢山の差し入れをしていただき、結果が出ない中、その優しさが心に強く響くこともありました。ロアッソ熊本にはまだまだ大きな可能性を秘めた選手は沢山います!」

「自信を持って、日々を大切に、そして感謝の気持ちを胸に1年でJ2復帰をすることを強く強く願い、祈っています。来年のこの時期、いい結果を残せていると信じています。そしてそのためにやはり多くのサポーターの声、支えが必要です。来年も今まで通り、いや、それ以上の力を選手たちへ送り続けてください。たった4カ月間でしたが、それ以上一緒にプレーしたかのように思う程、馴染めて、選手、スタッフには本当に感謝しています。ありがとうございました!」

By サッカーキング編集部

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