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岡山DF久保がプロサッカー選手引退を発表「3年間、本当にありがとうございました」

2018.12.04

現役引退を発表した久保 [写真]=J.LEAGUE

 ファジアーノ岡山が4日、DF久保飛翔の現役引退を発表した。

 久保は1993年生まれの25歳。済美高校、慶應義塾大学を経て、2016年にファジアーノ岡山へ加入。加入から負傷に悩まされ、明治安田生命J2リーグでは通算3試合出場にとどまっていた。


 久保は引退に際し、公式HP上で次のようにコメント。クラブやサポーターに感謝の意を示した。

「『起こること全て良きこと』 僕の大好きな言葉です。プロ2年目のシーズン開始と同時に手術を行い、先が見えず暗闇の中にいるときに、この言葉を教えてもらい、スッと心が晴れ、救われました。何度怪我をしても、きっとこの怪我が自分をもっともっと成長させてくれると信じるようになりました」

「しかし、それでも下を向いてしまうことがありました。そんなときに支えてくれたのは、サポーターの皆さんの温かい笑顔と声援でした。政田サッカー場のファンサービスゾーンでサポーターの皆さんと触れ合う時間は、本当に大切なひとときでした。もっと頑張ろうと奮い立たせてくれました。今年ホームのシティライトスタジアムで初めて試合に出場したときも、皆さんの声援が支えになりました。 残念ながら、サポーターの皆さんに結果という形で恩返しをすることは叶いませんでしたが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

「クラブからは、『2019シーズンも一緒に』と話をいただきましたが、このたび、新しい道に進む決意をしました。これから新しい夢に向かっての挑戦がスタートします。わくわくする気持ちがある反面、不安な気持ちももちろんあります。しかし、どんな困難に直面しても岡山で培った逆境力で乗り越えていきます。3年間、本当にありがとうございました」

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