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川口能活のラストゲーム目前! 宮本恒靖、中村俊輔らが寄せたメッセージがグッとくる

2018.11.30

国際Aマッチ116試合で日本のゴールを守った守護神。W杯には4大会連続で出場した [写真]=Getty Images

 元日本代表のGK川口能活が、プロ25年の歴史に終止符を打つ。SC相模原はラストゲームとなる12月2日のJ3最終節・鹿児島ユナイテッドFC戦を前に、公式ツイッターで川口とつながりがある監督や選手たちからのメッセージを投稿した。

■西野朗(元日本代表監督)
1996年のアトランタ五輪を監督、選手という立場でともに戦い、ブラジルに勝利する“マイアミの奇跡”を起こした。当時の出来事を懐かしみながら、西野氏は「立派な指導者になってほしいと思います。ぜひたくさん勉強して、たくさんの経験値を、これから指導者として生かしてもらいたい」と語り、今後の活躍に期待を寄せた。

■岡田武史(FC今治 代表取締役会長)
1998年のフランスW杯で正GKに指名、2010年の南アフリカ大会では第3GKとしてサプライズ選出した。岡田氏は「2010年のW杯は、能活なしにはあの結果はなかったと思っています」と振り返り、「能活が本当にチームキャプテンとしてチームをまとめてくれた。心から感謝しています」と感謝の意を述べた。さらに「選手としてやってきた実績を、今度は指導者として生かしてもらいたい。FC今治もGKコーチを探しております!」とラブコールを送っている。

■宮本恒靖(ガンバ大阪監督)
宮本監督は「長い間、現役生活お疲れさまでした」と労いながら、日本代表で川口とプレーした日々を懐古。「なんと言ってもアジアカップの優勝が1番のいい思い出です。PKもたくさん止めてくれたし、一緒に戦ったという実感がある」と懐かしんだ。

■中澤佑二(横浜F・マリノス)
中澤はジーコジャパン時代に結成した“散歩隊”に触れた。「僕と能活さんとナラさん(楢崎正剛)で散歩隊とやっていた頃、能活さんがいろいろと天然発言をして、天然な行動もとっていて、本当に和みました」と先輩をイジりつつ、「僕はそんな能活さんが大好きです」と愛のあるメッセージを送った。

■中村俊輔(ジュビロ磐田)
中村は日本代表だけでなく、横浜マリノス、横浜F・マリノスでともにプレーした。このメッセージ動画では、「南アフリア大会の時、僕は試合に出られなくなってしまったんですけど、部屋に能活さんが訪ねてきてくれて、『頑張ろうよ』っていう励ましの言葉をいただいた」とエピソードを披露し、感謝の言葉を述べている。

 その他、曽ヶ端準(鹿島アントラーズ)や山岸範宏(ギラヴァンツ北九州)、中村航輔(柏レイソル)らがメッセージを残しており、川口能活がいかに慕われていたかが伝わってくる。

By サッカーキング編集部

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