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北九州の40歳GK山岸範宏が現役引退…浦和で13年半、山形で2年半プレー

2018.11.30

現役引退を発表した北九州GK山岸範宏 [写真]=Getty Images for DAZN

 ギラヴァンツ北九州は30日、GK山岸範宏が今季限りで現役を引退すると発表した。

 山岸は1978年生まれの40歳。中京大学から2001年に浦和レッズに加入した。同クラブでは13シーズン半に渡ってプレー。2014年6月にモンテディオ山形へ期限付き移籍で加入し、翌2015年に完全移籍へ移行した。2016年は明治安田生命J2リーグで全42試合中41試合に出場。そして昨季開幕前、北九州へ期限付き移籍で加入した。


 自身初のJ3でのプレーとなった昨季は公式戦18試合出場を記録。今季を迎えるにあたって完全移籍へ移行し、明治安田生命J3リーグでは第33節終了時点で5試合に出場している。

 キャリア通算ではJ1で171試合、J2で65試合、J3で22試合に出場している山岸。現役引退の発表にあたり、以下のようにコメントしている。

「今シーズンをもって現役を引退する決意をいたしました。ファン・サポーターの皆さま、ホームタウンやスポンサー企業の皆さま、ピッチで苦楽を共にしたチームメイト、どんな時でも力になってくれたスタッフ、多くの方々に支えられてプロサッカー選手として18年間を過ごす事が出来ました。本当にありがとうございました」

「中京大学を卒業し浦和レッズでプロのキャリアをスタートさせていただいてからモンテディオ山形ギラヴァンツ北九州で過ごした18年間を振り返ると、思い通りの結果を掴めた経験よりも悔しい思いを味わったことの方が多かった様に思います。
元から不器用だった自分ですが、その悔しさをエネルギーに変え、ただがむしゃらに努力を続けた結果が今の自分を創ってくれたと感じています」

「その中でも常に自分の背中から最も近い距離で熱い勇気とエネルギーを与え続けてくださったサポーターの方々の存在は何物にも変え難い大きな存在でした。その素晴らしいサポーターの方々と一緒に味わえた勝利の歓喜やタイトル獲得の達成感、時として苦しみや悔しさは私の中で一生の宝物になっていくと思います」

「また、今後につきましては現時点では何も決まってはおりませんが、自分がこの18年間で培った経験や得た財産を還元し、今後のゴールキーパーの育成、サッカーの発展に携わっていけるよう指導者としての道を歩み始めたいと考えております」

「チームの力になれるのも残り数日になりましたが、最後まで自分らしく全力で取り組んでいきたいと思います。本当にありがとうございました」

 北九州の次節は12月2日、明治安田生命J3リーグ第34節(最終節)で福島ユナイテッドFCをホームに迎える。同試合後、山岸の引退セレモニーと引退会見が行われる予定となっている。

By サッカーキング編集部

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