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大分、MF清本拓己との契約満了を発表「トリニータが大好きです」

2018.11.21

大分が清本拓己との契約満了を発表 [写真]=J.LEAGUE

 大分トリニータは21日、MF清本拓己について、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことが決まったと発表した。

 清本は1993年6月生まれの現在25歳。2016年にFC岐阜から大分へ期限付き移籍し、翌年に完全移籍で加入した。今季の明治安田生命J2リーグでは26試合に出場し4得点を記録。天皇杯全日本サッカー選手権大会でも1試合に出場した。J2リーグ通算では76試合に出場し5得点を挙げている。


 契約満了にあたり、清本は大分の公式HP上でコメントを発表。ファン・サポーターへ以下のようにメッセージを送っている。

大分トリニータが大好きです。そして、みんなで勝ち取ったJ1昇格という素晴らしい結果、本当に嬉しかったです。口下手であまりいいことは言えないですが、今の素直な気持ちを伝えます」

「トリニータがJ3降格した時の悔しさは知りません。でも、僕がJ3のトリニータに来た時、クラブの施設、スタジアムの凄さ、ファン・サポーターの気持ちの熱さ、それを肌で感じた時はこのチームがJ3にいてはいけない。もっと上で戦えるはずだって思いました。この3年間、僕にとってはいろいろな経験ができ、とても成長できました。1年でのJ2復帰、プロ人生初の大怪我、3年でJ1昇格。こんなに経験できる選手はそんなにいないと思います。そこにいれただけでも幸せです。試合に全く絡めてない時にトリニータに拾ってもらって、試合に出るようになって自信も付いたし、怪我した時はチームが全力で助けてくれて、怪我したことは全然幸せじゃないですけど、そのおかげで強くもなれました。本当にこのチームには感謝しかないです」

「でも、ただやっぱりみんなとJ1でやりたかった。この気持ちは隠そうにも隠しきれない事実です。しかし、僕はまだJ1でプレーできるレベルではありませんでした。この3年間、僕がチームに何ができたかって言ったら最初の年のJ2復帰だけだと思います。J2に上がってからはほとんど貢献できず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、少しでも清本のドリブル好きだったなって思ってくれる人がいたら幸せです。どこに行っても僕は大分トリニータを応援するし、大分トリニータが大好きです。J1で輝く大分の作り上げたサッカーを見せて欲しいです。バモストリニータ!!3年間ありがとう」

 大分は今季の明治安田生命J2リーグで23勝7分け12敗、勝ち点「76」という成績を残し、2位でフィニッシュ。自動昇格圏内でシーズンを終え、来季からはJ1で戦うことが決まっていた。

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