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J1昇格の大分、DFウィリアンが契約満了で退団…今季途中加入も出場なし

2018.11.21

今季のJ2を2位で終え、J1昇格を果たした大分トリニータ

 大分トリニータは21日、ブラジル人DFウィリアン・エンリケ・アントゥネスについて、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことが決まったと発表した。

 ウィリアン・エンリケ・アントゥネスは1987年生まれの31歳。身長190センチメートルの長身DFで、グレミオ、ポンチ・ブレッタ、クルゼイロ、フィゲイレンセ、ポルトゥゲーザ、ボアEC、レッドブル・ブラジル、ナウチコ、レッドブル・ブラジルと国内クラブを渡り歩き、メキシコのフアレスでもプレーしていた。


 そして今年8月3日、大分に加入。「190センチメートルの高さから繰り出すヘディングや正確なフィード技術を武器とする大型DF」と紹介され、新戦力として期待されたものの、公式戦での出場機会はなかった。

 契約満了にあたり、ウィリアン・エンリケ・アントゥネスは以下のようにコメントしている。

「短い間でしたが、チームがJ1に昇格することができてうれしく思います。自分はこれがお別れではなく、いつか成長した姿で、再びJ1の大分トリニータに戻ってプレーしたいと思っています。またお会いしましょう」

 大分は今季、明治安田生命J2リーグで23勝7分け12敗、勝ち点「76」で2位フィニッシュ。17日の最終節でモンテディオ山形と1-1で引き分け、自動昇格圏内でシーズンを終えてJ1復帰を決めた。

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