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名古屋グランパスの選手が『FIFA19』で“ガチ対決”…現実さながらのプレーを交えて勝利を目指す

2018.11.20

丸山祐市、ジョー、玉田圭司、エドゥアルド ネット(左から順)が『FIFA19』での“ガチ対決”に挑んだ

 世界中で人気を博しているサッカーゲーム『FIFA』シリーズ。大好評発売中の最新作『FIFA19』で、名古屋グランパスの選手同士による対決が実現した。

『FIFA19』は引き続き、J1リーグのチーム・選手が実名で登場。世界の名だたるチームとの対戦や、お気に入りの選手を自分で作り上げるチームに組み込むことができる。また、シリーズ初となるファン待望のUEFAチャンピオンズリーグモードを搭載。あのアンセムを聞いての高揚感に浸りながら試合に臨むこともできるようになった。オリジナリティあふれるルールを自分で設定して試合を楽しむモードが追加された他、プレイ面でもより細かく選手を動かせるスキル、戦術が進化し、リアルな試合・ストーリーを体感できる。


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 今回、プレーヤーとして参加したのはFW玉田圭司、FWジョー、MFエドゥアルド ネット、DF丸山祐市の4選手。玉田&ネットチーム、ジョー&丸山チームに分かれ、名古屋グランパスvs名古屋グランパスの一戦に臨んだ。

真剣な表情でゲームに臨む4選手

 ゲームならではの夢の対決は、開始早々に動きを見せる。敵陣でボールを奪ったジョーが相手GKとの1対1に持ち込むと、走り込んだ味方の動きを見て冷静にパスを選択。これを丸山が落ち着いて流し込み、先制に成功する。立ち上がりの失点に落胆した玉田だったが、得点者が自身であることが分かるとニヤリ。「俺の得点だったらOK」と拍手を送った。その後、両者ともに操作ミスからオウンゴールを喫するハプニングを経て前半が終了。ジョー&丸山チームが1点をリードしてハーフタイムを迎えた。

先取点を奪い、丸山とジョーは喜びを爆発させた

 後半、「ポゼッションを高めていきたい」と意気込んでいたジョー&丸山チームは66分に追加点を挙げると、終了間際にはPKを獲得。PKキッカーである自身を操作することとなったジョーは、「得意なコース」である右隅にシュートを沈めてダメ押し。4−1でジョー&丸山チームが勝利を収めた。

第一戦はジョー&丸山チームが4−1で勝利

 試合後、ジョーが「すごく楽しかったです。何より名古屋が勝利して良かった」と感想を述べると、すかさず玉田が「名古屋、負けたけどね(笑)」とツッコミを入れ、取材現場は笑いに包まれた。一方、勝負に強いこだわりを見せたネットは「僕たちの得点はオウンゴールによる1点だけか……。次の試合は頑張ります」と早くも次戦を見据えた。

大敗に悔しさをあらわにする玉田&ネットコンビ

 玉田&丸山チームとジョー&ネットチームによる第二戦は、大差がついた初戦と打って変わり、拮抗した試合展開となる。現実のチームスタイルと同様に攻撃に重きを置いた両者の対戦は、互いに譲らずスコアレスで前半を折り返す。

第二戦は実力伯仲の熱戦となった

 迎えた後半、均衡を破ったのはジョーだった。65分、ストライカーらしい動きで相手ディフェンスラインの裏に抜け出すと、風間八宏監督が掲げる“止める”、“蹴る”を遂行して先制点を挙げた。際どいタイミングでの飛び出しに、「絶対にオフサイド!」と玉田&丸山チームは猛抗議。しかし、リプレイ画面にシュートを決めた28番の姿が映し出されると、「……オフサイドじゃない」と玉田。一人悔しがる丸山をよそに、三人で得点を喜んだ。

ブラジル人コンビは息の合ったゴールセレブレーションを披露

 試合は終盤に差し掛かり、「ここからは落ち着いていこう」(ネット)とジョー&ネットチームがしたたかに試合のクローズを目論む。対する玉田&丸山チームは、「日本人らしさ」(玉田)を生かした丁寧な攻めで反撃に転じる。すると80分、狭いエリアでのパス交換から丸山が抜け出し、操作するジョーの左足を一閃。的確なシュートでゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

日本人コンビは丁寧なパスワークでゴールに迫った

 勢いに乗る玉田&丸山チームは、その後もグランパスらしい小気味良いパスワークを駆使してゴールに迫ったが、逆転には至らずにタイムアップ。日本人vsブラジル人による対決は、1−1の痛み分けに終わった。

国の威信を賭けた第二戦は両者譲らず1−1のドロー決着

“連勝”を逃した丸山は悔しい表情を見せつつも、「楽しくプレーすることができました」とコメント。「玉田選手の決定力の高さがしっかりと表現されていたと思います」と続け、2試合で2ゴール1アシストを記録した先輩に賛辞を贈った。『FIFA』シリーズの愛好家であるジョーは自身の容姿について「これは以前の髪型なので、できればカットしてほしいですね(笑)」と要望しつつも、「ポジショニングやボールコントロールなど、本当にリアルです」とゲームの魅力を力説。ピッチ内外でキレを見せながら未勝利に終わった玉田も、「知っている選手たちを操作できておもしろかった」と大満足の様子で、「操作に慣れればさらにおもしろくなると思います」と、今後の“やり込み”を匂わせた。

写真=黒川真衣

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