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山形MF松岡亮輔、契約満了で退団…5年間所属、J1昇格や天皇杯決勝進出に貢献

2018.11.15

2014年からモンテディオ山形でプレーしている松岡亮輔(写真は昨季) [写真]=Getty Images for DAZN

 モンテディオ山形は15日、MF松岡亮輔との契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことが決まったと発表した。

 松岡は1984年生まれの34歳。阪南大から2007年にヴィッセル神戸に加入し、2012年にジュビロ磐田へ移籍した。2014年から山形に所属し、加入1年目は明治安田生命J2リーグで34試合出場1得点を記録。J1昇格に大きく貢献した。今季は明治安田生命J2リーグ第41節終了時点で3試合出場にとどまっている。キャリア通算では、J1で124試合出場4得点、J2で76試合出場3得点、天皇杯で16試合出場3得点、JリーグYBCルヴァンカップで23試合出場2得点を記録している。


 契約満了にあたり、松岡は以下のようにコメントしている。

「5年間在籍させていただいたモンテディオ山形を、今シーズンを持ちまして退団することになりました。チームの力になれず、本当に申し訳なく思っています。5年間を振り返ると、ケガで長期間の離脱やJ1昇格、J2降格など、個人としてもクラブとしても浮き沈みのあった時でした。そんな中、皆さまの変わらない前向きな声援が、僕たちへの後押しとなり、前へ歩ませていただく力になりました。本当にありがとうございました」

「背番号7を背負わせていただいたことも感謝しています。背番号7の価値を十分に分かったつもりで着用を承諾しましたが、加入して歴代の選手達の素晴らしさを見聞きするたびに、身の引き締まる思いをさらに感じました。この背番号には、自分一人だけが幸せになればいいのではなく、モンテディオに関わるすべての人たちに影響を与え、幸せを分配しなくてはいけない。そんな責務があるのだと思うようになりました」

「山形での5年間は、地域にプロスポーツクラブが存在することの大切さを知ることが出来ました。それと同時に、地域に対してプロスポーツ選手が果たすべき役割を、自分なりに考え行動してきました。2014年の天皇杯決勝では試合前の国歌斉唱で、身震いするほど気持ちが高揚したのを覚えています。あのときの気持ちを、もう一度体感できるチャンスがまだあります。引き続き、皆さまのご声援をよろしくお願い致します」

 山形は今季、明治安田生命J2リーグ第41節終了時点で14勝13分け14敗の勝ち点「55」で12位。17日の最終節では2位の大分トリニータをホームに迎える。また天皇杯ではベスト4進出を果たしており、準決勝ではベガルタ仙台と対戦する。

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