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FC東京、MF梶山陽平が今季限りで現役引退…7月より新潟にレンタル中

2018.11.14

FC東京の梶山陽平が現役引退を表明 [写真]=Getty Images

 FC東京は14日、MF梶山陽平が今季限りで現役を引退すると発表した。同選手は今年7月よりアルビレックス新潟に期限付き移籍している。24日に味の素スタジアムで行われる2018明治安田生命J1リーグ第33節・川崎フロンターレ戦で引退セレモニーが行われる予定だ。

 現役を退くにあたり、梶山はFC東京のクラブ公式HPでコメントを発表。思いの丈を綴った。


「このたび、今シーズン限りでの現役引退を決めました。11歳の時にサッカースクールに入会し人生の三分の二である22年間をFC東京でサッカーをすることが出来て、とても幸せでした。良い時も悪い時も、ファン・サポーターのみなさんと共に歩むことができ、いつも変わらず応援していただきました。本当にありがとうございました。唯一、FC東京での心残りはJ1リーグで優勝出来なかったことです。ただ近い将来、ファン・サポーターのみなさんと共に必ず優勝できると確信しています。これからもFC東京を応援していただき、共に戦ってください。本当にたくさんのご声援ありがとうございました」

 また、同選手は新潟のクラブ公式HPにもコメントを寄せ、感謝を述べている。

「このたび、今シーズン限りでの現役引退を決めました。今年の夏にアルビレックス新潟に加入し、多くのファン・サポーターの方に声をかけていただき、監督以下選手・スタッフも温かく迎えてくれました。少しでもチームの力になりたかったのですが、怪我をして何もできず、残念であり大変申し訳なく思っています。ただ、ここで出会った仲間やファン・サポーターは私の宝物です。来シーズンは必ずJ1に昇格できると信じています。これからもずっと応援しています。本当にありがとうございました」

 梶山は1985年9月24日生まれの現在33歳。東京都出身で、FC東京の下部組織から2004年にトップチームへ昇格した。同年はJリーグヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)優勝を経験。2009年にも同大会制覇に貢献したほか、2011年はJ2リーグ優勝と第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝も味わっている。2013年にはパナシナイコス(ギリシャ)、大分トリニータでもプレーした。翌2014年より再びFC東京に在籍。そして今季はJ1での出場機会がなく、7月より新潟に期限付き移籍し、J2リーグ戦3試合に出場していた。通算成績は、J1リーグ267試合出場16得点、J2リーグ37試合出場6得点、J3リーグ13試合出場0得点。また、同選手はアンダー世代の日本代表としても活躍し、2008年には北京オリンピックにも出場した。


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