LINEとの契約の意図を語った大金社長【写真】=兼子愼一郎
FC東京がLINE株式会社と契約を締結することを発表した。
今回の契約の経緯について大金直樹代表取締役社長は、次のように語った。
「膨大なユーザー数を誇るLINEさんと手を取りあうことで、より多くの方にサッカーを見たい、スタジアムに行ってみたいと思っていただけるのではないかと思い、今回契約をさせていただきました」
ただし、今回結んだ契約は、LINEの全サービスとの契約ではなく、『LINEチケット』を軸にした契約とのこと。
「まずは、10月10日にサービスが始まった『LINEチケット』内で、スポーツカテゴリの中の1つのコンテンツとしてチケットの販売をします。『LINEチケット』はコミュニケーションツールとして普及している『LINE』のアプリ内でチケットの購入・発券・入場を完結することができるので、利便性が格段にアップします。また、身近なところから情報を届けることで、幅広い世代の方々にサッカーを見たいと思っていただき、スタジアムに足を運んでいただく機会を作っていきたいと思っています」
「多くのサービス、ユーザーを持つLINEさんの力をお借りして、スタジアムに来られる方々の満足度を高めていき、より多くの方にサッカーを見ていただきたい。スポーツ、サッカーというカテゴリの中のコンテンツの一つとして、ともに日本のスポーツ界、サッカー界を盛り上げる一端を担っていけたらと思っています」
また、FC東京は今後の取り組みとして、公式アカウント内でのLIVE配信や、スタジアム内でキャッシュレス決済ができるサービスの展開も視野に入れているという。
By サッカーキング編集部
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