2018.10.30

【スカサカ!ライブ】川崎か、広島か…J1優勝争いを識者が占う

サッカー総合情報サイト

「GEKIRON~激論~」のコーナーでは、番組MCの岩政大樹氏とスタジオゲストの都並敏史氏、森﨑浩司氏が、2018シーズンのJ1の優勝争いについて討論した。

 J1の優勝争いは現在、首位の川崎フロンターレと2位につけるサンフレッチェ広島に絞られている。シーズン前半戦は広島が独走していたが、徐々に川崎が盛り返して逆転し、現在の順位になっている。

 ゲストの一人である森﨑氏は広島でプレーし、現在はクラブのアンバサダーを務めている。クラブスタッフの立場として、今季の広島の戦いぶりについてこのように語った。

「(躍進は)驚きでした。選手たちに聞いても『ここまで勝利を重ねられるとは思っていなかった』と言っていました。昨季を戦ったメンバーが中心となっていますけど、(残留争いを演じた)昨季の悔しさを晴らすために今シーズンも戦ってくれています。そこに移籍してきた選手も加わって、一つになって戦えていると思います」

 広島は昨季途中に監督交代を経験し、基本フォーメーションを『4-4-2』に変えて残留を達成した。城福浩監督が就任した今季も同じ布陣を踏襲しているが、昨季から上乗せされた部分について岩政氏から問われると、森﨑氏はこのように語った。

「前半戦は戦い方がはっきりしていたので、やれることは少なかったと思いますが、ハードワークの部分や球際の部分、切り替えの速さなど、サッカーの基本的な部分で相手を上回ることができたので、勝利を重ねられたと思っています。また、城福監督と新しく入られたフィジカルコーチの池田誠剛さんが、コンディショニングについて一人ひとりに対して上手にアプローチしていますので、ケガ人も今季は少ないですし、いい効果が表れているかな、と思います」

 前半戦は快進撃を続けた広島だが、ここにきて足踏み状態が続いている。岩政氏がその要因について問うと、森﨑氏はこのように分析した。

「今は一つひとつのプレーがかみ合わない部分があるのかな、と思います。サッカーって進化が必要になるじゃないですか。城福監督も(プレーの)引き出しを多く持ちたいと思いつつ、前半戦の戦い方ではボール保持のところはそんなに強調していなかったんですけど、ボールをしっかり握るというところを少しずつ進化させていくところで苦しんでいるのかなと思います。前半戦はやれることが少なく、チーム内ではっきり同じ画を描いて戦えていたのが、進化を求めるところで難しくなっているのかな、と感じています」

 チームの現状について「今は勝てない状況が続いている中で、少しメンバーを入れ替えるなど、監督もちょっと悩んでいるかなと僕は感じています」と語った森﨑氏。終盤戦の巻き返しに向けて、岩政氏が「ラッキーボーイ的な存在が出ると勢いに乗れる」と語ると、森﨑氏も「それは間違いないですね。今はパトリック選手が得点源として頑張ってくれていますが、それ以外の選手が頑張ってくれないと」と同意。期待を寄せる選手として、外国籍選手2人の名前を挙げた。

「途中から入ってきた(ベサルト)ベリーシャ選手は、モチベーションは非常に高いですし、日本で結果を残したいという思いで来てくれています。ベリーシャ選手やティーラシン選手には、切り札としてゴールを決めてほしいという期待はありますね」

 11月には国際Aマッチウィークがあるため、J1は第31節、第32節が行われた後、約2週間の中断期間がある。スケジュール的に余裕がある中で、広島はどのように調整していくのだろうか。

「メンバーを入れ替えながら紅白戦もしていますし、非公開練習も試合前日は必ずやっています。ただ僕が思うのは、これから変化を加えるとなると、なかなか戦い方が定まっていかないと思いますので、今までやってきたことを継続させながら自信を持ってやってほしいなと。ベースは出来上がりつつありますし、積み上げはできていると思いますから、あとはメンタルでしょうね。あと4試合、どう勝つかというより、出し切ることが非常に大事かなと僕は思っています」

 一方の川崎については、都並氏が現状をこのように評価した。

「攻撃もすごいんですけどディフェンス面が目立ちますよね。昨年、鬼木(達)監督が就任した時にディフェンス面から整備をして、どんどん前が強くなっていった。誰が出ても同じ戦いができるのがこのチームの強さの基なのかな、と感じます。今は齊藤学や阿部浩之もコンディションが上がってきています。昨季優勝した経験があるので、最後の4試合はビビらずに先頭を走っていけるのではないかな、という気がします」

 森﨑氏は「とにかく攻守のバランスがいい。攻撃に目が行きがちですけど、守備の切り替えの部分、取られた後の囲い込みが非常に速い印象があります」と優勝争いのライバルを称賛。残り4試合のうち、最初の2試合について「かなり重要。追われる立場にプレッシャーがかかると思うので、その2試合は必ず取らないと厳しくなります。ぜひ勝利して川崎にプレッシャーをかけてほしい」と広島にエールを送った。

 岩政氏は「昨季は最終節でジュビロ磐田が鹿島アントラーズに引き分けて、川崎が逆転優勝しました。いろいろな情報がメディアから出てくるので、選手たちにもプレッシャーがかかるかもしれません」と、終盤戦の“波乱”にも言及した。

 毎週金曜日21時から放送されている『スカサカ!ライブ』。次回は11月2日(金)21時からのオンエアで、「GEKIRON~激論~」のコーナーではJ2の自動昇格とプレーオフの行方について討論する。その他、JリーグYBCルヴァンカップ決勝のレビューやJ1第31節湘南ベルマーレ対清水エスパルス戦の試合直後レビューなどが放送される予定となっている。

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