2018.10.19

1994年に公開された『Jリーグを100倍楽しく見る方法!!』を2018年秋に観た結果…

Jリーグ開幕から今年で25周年を迎えた [写真]=J.LEAGUE
サッカーキング編集部

編集部が独断で推薦!「秋に観たいサッカー映画」

 今回の映画評執筆に際して近所のレンタルビデオ店に向かう際、「一番最初に気になった映画を見よう」と心の中で決めていた。そこでパッと目に入ってきたのが『Jリーグを100倍楽しく見る方法!!』。何せタイトルのインパクトが強すぎる……。

 Jリーグ開幕翌年の1994年に上映された映画なのだが、結論から言うと非常に斬新で面白かった。この映画はオムニバス形式でラモス瑠偉、福田正博、中山雅史ら元日本代表の面々、そしてジーコやアルシンド、シジマールといった助っ人たちが次々と登場する。先ほど述べた通り、この映画はかなり“斬新”である。その理由は名前を挙げたレジェンドたちは皆アニメキャラクターとして登場するのだ。ギャグマンガ作家・いしいひさいち氏がキャラクターデザインを担当しており、「んなアホな!」と思わずツッコミたくなるようなストーリーが展開される(ちなみに個人的なオススメは礒貝洋光)。

 もちろん実写映像も盛りだくさん。現在は監督としてJリーグで活躍する長谷川健太や井原正巳らの勇士もバッチリ収録されている。そして度々登場するキングカズこと三浦知良が今もなお現役Jリーガーという事実に改めて驚き、その偉大さに尊敬の念を抱く。

三浦知良

現在は横浜FCに所属する三浦知良 [写真]=J.LEAGUE

 選手個々のキャラクターを知ることができるので、当時この映画を見ればJリーグ観戦が楽しくなったに違いない。ただ、上映から24年後の2018年に『Jリーグを100倍楽しく見る方法!!』を見て思ったことは一つ。仮に今年同じタイトルの映画が上映されるとしたら、また違った内容になるのではないだろうか。この映画が作成された1994年は各クラブがスター選手を擁していたこともあってか『Jリーグの魅力=ピッチ上の90分間』という概念だったのだろう。

 しかしながら、現在はピッチ外の充実度が格段に増している。全国各地のスタジアムには名物グルメがあり、昨季のJ1王者はスタジアムに動物園を作り、SNS上ではJクラブの中の人が勝手に盛り上がっている。Jリーグは25年の歳月をかけて地域に密着し、幅広い世代に受け入れられるリーグへと成長した。そんなこともこの映画から実感する。

 Jリーグ創成記をあまり知らない若い年代からオールドファンまで、Jリーグを愛する全ての人にオススメしたい。かく言う私もルヴァンカップと同級生の26歳なので、この映画で新たに知ったこともたくさんあった。“秋の夜長に見たいサッカー映画”をオススメする企画ではあるが、加えて“行楽の秋”ということでぜひスタジアムに足を運んでみてもらいたい。

文=三島大輔

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