2018.08.10

【鳥栖vs浦和プレビュー】鳥栖は前節7試合ぶり勝利で16位に浮上…浦和は戦い方に明確な変化が

鳥栖は前節出場停止だった小野裕二が復帰。プラスアルファの力をもたらすことだろう [写真]=J.LEAGUE
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■サガン鳥栖 前節出場停止の小野裕二がチームに復帰

【プラス材料】
 リーグ前節のC大阪戦を1-0で制し、7試合ぶりに勝ち点3を獲得した。順位も16位に上がり、自動降格圏を脱している。

 C大阪戦で出場停止だった小野裕二が戻ってくる点も、チームにとっては大きい。今節はベストの布陣を組むことができそうだ。徐々にではあるが、フェルナンド・トーレスと金崎夢生の連携も取れるようになってきた。チームメイトとの相互理解に時間がかかることは確かだが、今夏チームに加入した2人にゴールが生まれれば、チームの勢いはさらに増すだろう。

【マイナス材料】
 前節は7試合ぶりに勝利をつかんだとはいえ、試合唯一のゴールはセットプレーの流れから奪ったもの。流れの中からは、相変わらずゴールが生まれていない。

 C大阪戦は、高橋義希が運動量を生かして2列目から積極的に飛び出し、相手ディフェンダーを引き付けた。それによってフォワードのプレーエリアが広がり、F・トーレスがゴールに向かうこともできたし、金崎が仕掛けることもできた。

 今節は、出場停止明けの小野裕二がトップ下に入ることが予想される。中盤が異なるタイプの選手に替わることで、フォワード陣に再び迷いが出る可能性は十分にある。

文:totoONE編集部

■浦和レッズ エースの興梠慎三はここまで10得点、新加入のファブリシオも4試合2得点と好調

【プラス材料】
 リーグ前節の長崎戦はスコアレスドローに終わったが、J1中断明けからの無敗は継続している。エースの興梠慎三は得点ランキング2位タイ(10得点)に浮上し、新加入のファブリシオも4試合2得点と結果を残している。最前線の選手たちが好調なのはポジティブな点だ。

 また、長崎戦ではゴールにこそつながらなかったが、ファブリシオに加え武藤雄樹や槙野智章がミドルシュートをゴール枠内に放った。これまでの浦和は守備を固められた際に、ゴール前まで丁寧な崩しにこだわりすぎるきらいがあったが、明確な変化が感じられる。

 長崎戦後にオズワルド・オリヴェイラ監督が苦言を呈したように、攻撃のセットプレーがことごとくファウルで終わった。その部分さえ修正すれば、敵地で勝ち点3を得るための大きな武器になるはずだ。

【マイナス材料】
 スコアレスドローに終わった長崎戦は、チームにとって久々となる「ボールを持たされる展開」で、終始相手を崩しきれなかった。今節の相手である鳥栖は、フェルナンド・トーレスや金崎夢生といった新加入フォワードを生かすべく、ブロックを形成した守備から速攻を狙ってくると予想される。ポゼッションゲームの試金石になった長崎戦で結果を出せなかっただけに、今節も同じようなゲーム展開にハマり込むことになれば、カウンターで被弾する危険度は増すだろう。

 また、2012年に鳥栖がJ1に昇格してから過去6年間の敵地での対戦成績は、1勝2分3敗と苦しいデータが残っている。今季は5月のホームゲームで、シュート2本に抑え込みながらも決め手を欠きスコアレスドロー。スタジアムの愛称の悪さに加え、勝ちきれない印象が強く残るカードでもある。

文:totoONE編集部

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