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仙台とC大阪の一戦は終盤に激しい動き…丸橋が土壇場の同点弾を含む2得点の活躍

2018.07.28

ベガルタ仙台とセレッソ大阪の一戦はドロー決着となっている [写真]=J.LEAGUE

 明治安田生命J1リーグ第18節が28日に行われ、ベガルタ仙台セレッソ大阪が対戦した。

 C大阪は25日に行われた鹿島アントラーズ戦からスタメン7人を変更し、山村和也や高木俊幸といった選手たちが先発メンバーに名を連ねている。対する仙台は22日のサガン鳥栖戦からメンバー1人を変更し、阿部拓馬に代わって西村拓真が先発出場を果たしている。


 試合が動いたのは11分。C大阪は右サイドで得たFKから丸橋祐介が左脚を振り抜くと、ゴール前が混戦になったこともあってかボールはGKの股間をすり抜けていき、そのままゴールネットを揺らす形に。アウェイのC大阪が、セットプレーをきっかけとして先制に成功した。

 ホームの仙台も30分に反撃に出る。左サイドからグラウンダーのクロスが上がると、ゴール中央で待ち構えていた西村がDFの前に入って鮮やかにゴールへ流し込み、決勝ゴールを挙げた前節に続いて得点を記録。先発起用に応える西村の活躍で、仙台が前半のうちに同点へと追いついた。

 後半に入ってからは同点のままゲームは推移していったが、試合終盤に試合は再び動き出す。84分、仙台は右サイドからクロスを上げると、ペナルティエリア内でフリーとなった蜂須賀孝治が頭で合わせる。渾身のシュートはゴールへと吸い込まれていき、ホームチームが試合終盤に貴重な勝ち越し点を挙げた。

 このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、C大阪は諦めずに攻勢に出る。前線に上がっていた丸橋がペナルティエリア内でボールを受けると、ターンしてからシュートを放つ。この一撃がディフェンスの脚に当たってわずかにコースが変わり、ゴールネットに突き刺さって同点ゴールに。丸橋の今日2点目となる値千金の得点によって、C大阪が土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合は2-2で終了。次戦、仙台は8月1日に名古屋グランパスと、C大阪は同日にヴィッセル神戸とそれぞれホームで対戦する。

【スコア】
ベガルタ仙台 2-2 セレッソ大阪

【得点者】
0-1 11分 丸橋祐介(C大阪)
1-1 30分 西村拓真(仙台)
2-1 84分 蜂須賀孝治(仙台)
2-2 90+5分 丸橋祐介(C大阪)

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