2018.07.21

イニエスタが加入した神戸…ユニークさが際立つ歴代助っ人を振り返る

ヴィッセル神戸
神戸の歴代助っ人たち [写真]=J.LEAGUE、Getty Images
サッカー総合情報サイト

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの入団決定に沸くヴィッセル神戸。しかし、神戸に大物選手が加入するのは、今回が初めてではなかった。国際的な港町をホームタウンにすることもあってか、1997年のJ1参入時から神戸では様々な国籍の選手たちがプレーしてきた。

 2004年に楽天がスポンサーになった後は、「日本のチェルシー」と期待をかけられた時期もあった。必ずしも全ての補強が成功したわけではなく、むしろ、失敗も多かった。エメルソン・トーメが退団してからルーカス・ポドルスキがやって来るまで10年を要したが、それでも神戸は野心を失ってはいなかった。その勇気には、他のクラブも見習うべきものがあるかもしれない。

 今回は、ワールドカップや欧州チャンピオンズリーグなど、世界的にメジャーな大会への出場歴を持つ、国際的知名度のある選手たちに焦点を当てて、Jクラブのなかでもユニークさが際立つ神戸の歴代助っ人を振り返ってみたい。イニエスタの入団は、下記に紹介する一人ひとりの選手たちの足跡が積み重なってこそ実現したことを、忘れてはならないだろう。

▶トーマス・ビッケル

トーマス・ビッケル

[写真]=J.LEAGUE

MF/元スイス代表 1995~1997年 リーグ戦75試合21ゴール(JFL時代含む)

 グラスホッパーで3度のリーグ優勝を経験し、1993-94シーズンにスイス・リーグの最優秀選手に輝いた左利きのプレーメーカー。スイス代表として52試合に出場し、1994年のアメリカ・ワールドカップでも活躍した。神戸では“初代10番”の選手に。

▶ミカエル・ラウドルップ

ミカエル・ラウドルップ

[写真]=J.LEAGUE

FW/元デンマーク代表 1996~1997年 リーグ戦17試合出場5ゴール(JFL時代含む)

 イニエスタも憧れを口にするデンマークの英雄。クライフ政権下のバルセロナで中心選手として活躍し、レアル・マドリッドでのプレーを経て、1996年、「静かな環境に身を置きたい」として、当時JFLの神戸に加入。Jリーグ昇格に貢献した。

▶金度勲(キム・ドフン)

キム・ドフン

[写真]=J.LEAGUE

FW/元韓国代表 1998年〜1999年 リーグ戦58試合27ゴール

 荒削りだがパワフルなシュートを持ち、“爆撃機”の異名を取ったストライカー。神戸では“ミスター神戸”永島昭浩との強力な2トップでゴールを量産した。1998年のフランス・ワールドカップ出場、Kリーグで通算113ゴール目を決めた実績を持つ。

▶河錫舟(ハ・ソッチュ)

ハ・ソッチュ

[写真]=J.LEAGUE

MF/元韓国代表 1998年〜2000年 リーグ戦65試合11ゴール

 1994年、1998年の二度のワールドカップの出場歴を持つ 左サイドのスペシャリスト。正確無比の左足のキックでゴールをお膳立てする。1998年のセレッソ大阪入団時は出場機会に恵まれず、1998年に神戸に移籍。金度勲と“コリアン・ホットライン”を形成した。

▶崔成勇(チェ・ソンヨン)

チェ・ソンヨン

[写真]=J.LEAGUE

MF/元韓国代表 1999年〜2000年 リーグ戦51試合出場0ゴール

 無尽蔵のスタミナでアップダウンを繰り返し、「暴走機関車」の異名を取った右サイドバックまたはサイドハーフ。1996年のアトランタ五輪や1998年 、2002年のワールドカップ出場など国際経験も豊富。キャリアの晩年は横浜FC とザスパ草津でもプレーした。

▶オゼアス・ドス・サントス

オゼアス・ドス・サントス

[写真]=J.LEAGUE

FW/元ブラジル代表 2002年〜2003年 リーグ戦44試合19ゴール

 大柄ながら前線をパワフルに動き回るアタッカー。パルメイラス時代にエースとして活躍し、1999年コパ・リベルタドーレスカップの優勝に貢献、同年のトヨタカップにも出場した。神戸では彼がゴールを決めると負けないという「不敗神話」を築き上げた。

▶ビスマルク

ビスマルク

[写真]=J.LEAGUE

MF/元ブラジル代表 2003年途中 リーグ戦9試合0ゴール

 ヴェルディ川崎と鹿島アントラーズ在籍時の9年間で数々のタイトルを獲得。Jリーグ史上最高の助っ人に挙げる声も多いテクニシャン。2003年9月、J2降格の危機に瀕していた神戸に救世主として入団。見事、J1残留へと導き、その年限りで現役を引退した。

▶イルハン・マンスズ

イルハン・マンスズ

[写真]=Getty Images

FW/元トルコ代表 2004年 リーグ戦3試合0ゴール

 2002年の日韓ワールドカップ期間中、お茶の間で爆発的な人気を博したストライカー。その2年後にまさかのJリーグ参戦が決まったものの、負傷もあってわずか3カ月で無断帰国し、そのまま退団してしまった。引退後はフィギュアスケーターに転身した。

▶パトリック・エムボマ

パトリック・エムボマ

[写真]=J.LEAGUE

FW/元カメルーン代表 2004年〜 2005年 リーグ戦10試合2ゴール

 規格外の身体能力と左足のキャノンシュートを武器に、ワールドカップやオリンピック、セリエAなどで活躍したストライカー。1997年のJリーグ初登場時は得点王を獲得するなど絶大なインパクトを放ったが、神戸時代は全盛期を過ぎており迫力に欠けた。

▶ホルヴィ(パヴェル・ホルヴァート)

パヴェル・ホルヴァート

[写真]=Getty Images

MF/元チェコ代表 2004年〜2006年 リーグ戦60試合12ゴール

 パヴェル・ネドヴェドやトマーシュ・ロシツキーらと共にユーロ2000に参戦した実力者。2005年のJ2降格後も神戸に留まり、3年にわたり左足の正確なキックを存分に見せつけた。2010-11シーズンにチェコ・リーグMVPに輝くなど、母国に帰国後も長く活躍した。

▶エメルソン・トーメ

エメルソン・トーメ

[写真]=J.LEAGUE

DF/ブラジル 2006〜2007年 リーグ戦40試合出場0ゴール

 鉄壁の守備で「ザ・ウォール」の異名を取ったセンターバック。プレミアリーグで10年にわたり活躍し、チェルシー時代にはマルセル・デサイーとの強固なコンビで1999-2000シーズンのFAカップ獲得に寄与した。2006年当時J2だった神戸に加入し、J1昇格に尽力した。

▶金南一(キム・ナミル)

キム・ナミル

[写真]=J.LEAGUE

MF/元韓国代表 2008〜2009年 リーグ戦54試合1ゴール

 オランダでのプレー経験を持ち、2002、2006、2010の3度のワールドカップに出場した韓国を代表する守備的MF。豊富な運動量と闘争心溢れるプレーで神戸の中盤を引き締めた。神戸退団後はロシアのトム・トムスクに移籍し、松井大輔とチームメートになった。

▶ルーカス・ポドルスキ

ルーカス・ポドルスキ

[写真]=Getty Images

FW/元ドイツ代表 2017年〜現在 リーグ戦26試合出場8ゴール(第15節終了時点)

 ドイツ代表で10番を背負い、130試合49ゴールを叩き出した正真正銘のワールドクラス。神戸ではゴールゲッターとしてだけでなく、左足の高い技術を生かして低い位置での組み立て役を担う。今年からキャプテンに就任。イニエスタとの連係プレーに注目が集まる。

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