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16年のJ1得点王・神戸FWレアンドロ、東京Vへ完全移籍!背番号は10

2018.07.05

今年5月9日のルヴァン杯・湘南戦で復活のゴールを決めたレアンドロ [写真]=Getty Images

 ヴィッセル神戸に所属するブラジル人FWレアンドロが、東京ヴェルディへ完全移籍で加入することが決まった。5日に両クラブが発表している。

 レアンドロは1985年生まれの33歳。ブラジル国内でのプレーを経て、2005年9月に大宮アルディージャへ加入した。翌2006年はモンテディオ山形へ移籍し、J2リーグ40試合に出場して23得点を記録。2007年からは神戸とガンバ大阪でプレーし、2009年からはカタールのアル・サッドやアル・ラーヤンを渡り歩いた。


 2012年にG大阪へ復帰し、2013年からはアル・サッドでも再びプレー。2014年に柏レイソルへ加入した後、2015年途中に神戸へ復帰した。そして2016年は明治安田生命J1リーグで31試合に出場し、19得点を記録。当時サンフレッチェ広島所属(現・徳島ヴォルティス)のFWピーター・ウタカと並んで得点王に輝いている。

 ただレアンドロは昨季の明治安田生命J1リーグ第1節清水エスパルス戦で左ひざ前十字じん帯損傷、外側半月板損傷の大ケガを負い、長期離脱。一時は復帰したものの、8月中旬のトレーニングで再び左ひざ前十字じん帯損傷を負ってしまった。それでも今季、実戦復帰を果たして公式戦3試合出場1得点を記録している。

 キャリア通算では、明治安田生命J1リーグで188試合出場87得点、JリーグYBCルヴァンカップで30試合出場14得点、天皇杯で14試合出場8得点、AFCチャンピオンズリーグで12試合出場15得点を記録しているレアンドロ。明治安田生命J2リーグでも59試合に出場して36得点を挙げている。実績十分のストライカーが、東京Vに加わることとなった。

 移籍にあたり、レアンドロは神戸に対して以下のようにコメントしている。

「幸せな時間、辛い時間、多くの時間を共に過ごし、戦ってくれたサポーターの皆様、選手として同じ時間を共有した仲間、そしてクラブに関わる全ての方々に感謝いたします。これからは皆様と別々の道を歩むことになります。僕の人生で特別な時間を過ごし、愛した『神戸』を離れるという決断は、とても難しいものでした。ですが、心を決めた今は、次のクラブでも必ず成功できると強く信じています。ヴィッセル神戸をはじめ、ヴィッセル神戸に関わる全ての方々に素晴らしい未来が訪れますように。本当にありがとうございました」

 また移籍先の東京Vに対しては、以下のようにメッセージを寄せている。

「伝統と歴史のあるクラブ、東京ヴェルディの一員になれることに、大きな幸せを感じています。目の前の試合での勝利、目標であるJ1昇格を達成するために、最大限の努力を惜しまず、全ての情熱を捧げることを約束します。どうぞよろしくお願いいたします」

 なお、レアンドロの東京Vでの背番号は「10」に決定。選手登録の関係上、新天地でのデビューは今月21日の明治安田生命J2リーグ第24節アビスパ福岡戦以降となる。

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