名古屋へ移籍する丸山祐市 [写真]=Getty Images
名古屋グランパスは4日、FC東京からDF丸山祐市を完全移籍で獲得した。両クラブが発表している。
丸山は明治大学卒業後の2012年にFC東京へ加入。14年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍で経験を積み復帰すると、16年には日本代表に初選出された。今季は明治安田生命J1リーグで9試合に出場している。
移籍にあたり、丸山は新天地となる名古屋の公式サイトで意気込みを語っている。
「名古屋グランパスに関わる全ての皆さん、初めまして丸山祐市です。まず始めに、僕を必要としてくれた風間監督をはじめ、スタッフ・関係者の皆さまに感謝しています。今回シーズン途中の移籍ということで、非常に難しい判断ではありましたが、名古屋グランパスの熱意に押され決断致しました。風間監督が目指しているサッカーに1日も早く順応できるよう頑張りたいと思います。また、チームの現状を変えられるように、自分の100%の力を出して戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」
また。丸山はFC東京の公式サイト上でも感謝のメッセージを綴った。
「この度、名古屋グランパスに移籍することになりました。シーズン途中にチームを離れることを大変申し訳なく思っています。また優勝できる可能性のある中での移籍は大変難しい決断でした。この半年間を振り返ると、チームが好調を維持している中で、僕自身このままでいいのか、不安や迷いなどの想いが強くありました。たくさん悩み、考え抜いた中で、新しい環境でチャレンジし、一選手としてもっと成長したいと思い移籍を決めました」
「東京でプロ生活をスタートして、東京のアカデミーを含めた9年半、東京の選手としてプレーできた誇り、味の素スタジアムでプレーできた喜び、数え切れないほどの、たくさんの経験をさせてもらいました。今の自分があるのも、これまで僕に関わっていただいた監督、スタッフ、選手、関係者のみなさんのおかげだと思っています。チームが良い時も悪い時も、味の素スタジアムでは勿論、遠いアウェイの地でも、熱い応援で後押し・勇気をくれたファン・サポーターのみなさまには感謝の言葉しかありません。FC東京の丸山祐市ではなくなりますが、成長した姿を魅せられるように頑張ります。9年半、ありがとうございました」
By サッカーキング編集部
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