湘南への完全移籍が決まった山崎凌吾 [写真]=Getty Images
徳島ヴォルティスに所属するFW山崎凌吾が、湘南ベルマーレへ完全移籍で加入することが決まった。7月2日に両クラブが発表している。
山崎は1992年生まれの25歳。福岡大学4年時の2014年にサガン鳥栖の特別指定選手に登録され、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で2試合に出場した。翌2015年に鳥栖へ加入。1年目は公式戦5試合の出場にとどまり、2016年は徳島へ期限付き移籍で加入して明治安田生命J2リーグで全42試合中40試合出場5得点を記録した。
そして昨季は徳島への完全移籍が決まり、明治安田生命J2リーグで34試合出場14得点を記録。今季は明治安田生命J2リーグ第21節終了時点で18試合に出場し、3得点を挙げていた。
移籍にあたり、山崎は徳島に対して以下のようにコメントしている。
「このたび、湘南ベルマーレに移籍することになりました。シーズン途中にチームを離れることを大変申し訳なく思っていますし、本当に悩みました。いろいろなことを考えた中でこのチャンスに挑戦したいという思いが強く、J1でチャレンジすることを決めました。また、再びJ1の舞台でプレーできるチャンスを頂けたのは徳島ヴォルティスというチームでプレーしていなかったらできなかったと思っています。それほど、徳島ヴォルティスでは成長させていただきました」
「そして何より、チームがどのような状況でも変わらず応援してくださったファン・サポーターのみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。『山崎チャント』が本当に大好きでした。徳島ヴォルティスクラブ関係者、ファン・サポーターの皆さま、監督、スタッフ、選手、徳島ヴォルティスに関わる全ての皆さまに、J1で活躍する姿を見せることが僕にとってできる恩返しだと思います。2年半という短い期間でしたが、本当にありがとうございました」
また移籍先の湘南に対しては、以下のようにメッセージを寄せている。
「この度、湘南ベルマーレに加入することになりました山崎凌吾です。湘南ベルマーレの一員になれたことを本当に嬉しく思います。1日でも早く湘南スタイルに適応し、チームの勝利のために犠牲心を持って精進していきます。これからどうぞよろしくお願いします」
なお、山崎の湘南での背番号は「38」に決まった。
By サッカーキング編集部
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