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札幌・都倉が「DAZNハーフシーズン視聴パス」をPR。「DAZN加入者が増えればJリーグに好循環が生まれる」

2018.06.13

北海道コンサドーレ札幌の都倉が今季前半戦と“DAZNライフ”について語った

北海道コンサドーレ札幌では、「2018ハーフシーズンシート」または「クラブコンサドーレ」ご入会の方を対象に「DAZNハーフシーズン視聴パス」を販売している。視聴料の一部が強化費用としてクラブに還元される視聴パスの販売を記念して、日頃からDAZN(ダゾーン)を愛用しているという都倉賢選手にDAZNライフとシーズン前半戦の手応えを聞いた。

■イニエスタ選手が来てJリーグの価値は確実に上がった

——5月から「DAZNハーフシーズン視聴パス」の販売がスタートしました。購入金額の一部が強化費としてクラブに還元されるそうですが、このような取り組みについてどう思いますか?


素晴らしいですね。DAZNのいろいろな取り組みは確実にJリーグの価値を上げてくれている。そういう意味で、選手にとってはありがたいですね。Jリーグでも徐々にお金が回り始めているなというのは僕らも肌感覚としてあるので、もっともっと投資していただいてJリーグが活性化してくれたらありがたいです。

——アンドレス・イニエスタ選手の神戸加入もJリーグの活性化の一つだと思います。率直な感想は?

いやー、すごいですね。過去を振り返っても彼以上に実績のある選手はいないんじゃないかって、チームメートと話していたんですよ。イニエスタ選手の行き先として、スペインの人、世界中の人にJリーグが認知されたと思いますし、「日本がイニエスタ選手の選択肢なんだ」と思ってくれたと思う。今後の広がりを考えても、「ようやく世界とつながったな!」という気がしますよね。これまでも(ディエゴ)フォルラン選手や(ルーカス)ポドルスキ選手が来ましたけど、世界に与える影響という意味でイニエスタ選手が来たことの意味は大きい。彼が来たことでJリーグの価値は確実に上がったと思いますし、これでDAZNの加入者数が増えてリーグやクラブに還元されれば、選手の環境や待遇面も良くなる。ものすごく好循環ですよね。

——イニエスタ選手が実際に神戸でプレーし始めるのは8月末になるのではないかと言われています。

神戸戦は9月1日か2日ですよね。楽しみです!

——イニエスタ選手はワイナリーを所有していることでも有名ですが、都倉選手もワインの製造に関わっていると聞きました。

まだどういう形で関われるかは分からないですけど、先日ワイナリーの方とちょっとミーティングをしました。ワインぐらいは彼に勝ちたいですね。ワインを通じてイニエスタ選手と紐付けてもらえたら、認知はされるじゃないですか(笑)。

——ご自身もDAZNを愛用しているそうですが、普段どんな環境で視聴していますか?

スマホでも見ますし、自宅では「Amazon Fire TV Stick」を使って観ていますね。ウチにはテレビがないんですが、プロジェクターにファイアースティックを挿して大画面でDAZNを見るというのがお気に入りです。

——普段からよくご覧になっているんですか?

結構見ています。J2やJ3の試合もフルではないけど、ハイライトにはほとんど目を通しています。もうDAZNがないと僕の中では大変です(笑)。

——Jリーグの他に何か見ているものはありますか?

海外サッカーも見ますよ。プレミアリーグやリーガも見られますからね。暇な時は他のスポーツも見ています。

——先日は大谷翔平選手の動画をリツイートしていましたね。野球もご覧になるんですか?

ツイッターのタイムラインにいい動画が流れているとやっぱり見てしまいますね。今日もDAZNのアカウントでダーツの映像が流れていて、ワールドカップで日本人選手が活躍していることを知りました。いろいろなスポーツを中継してくれることで、今まで見る機会がなかったスポーツを見るようになったし、それ自体がものすごく価値のあることだと思います。もしDAZNがなかったら、僕はその日本人選手のことを一生知らずに終わっていたかもしれないですからね。

■ミシャ監督のサッカーは論理的で吸収しやすい

——今季のコンサドーレと都倉選手ご自身についても伺います。新監督を迎えてチームは好調ですが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督はどんな指導者ですか?

モチベーターでありながら戦略家でもある。日本にはなかなかいないタイプだと思いますね。サッカーIQがどれだけ高くても、それをアウトプットして、僕らがインプットして、ピッチの上で表現できなければ、それはサッカー評論家でしかない。そういう意味で、自分が思い描いているサッカーをどうやったら形にできるかを知っている監督ですね。そこがミシャ監督(ペトロヴィッチ監督)の一番のすごさだと思います。

——監督は選手たちに共通意識を植え付けるのが上手だと聞きます。その点についてはどうですか?

選手が共通意識を持つためには、まず監督が持っているイメージが一貫していることが大事だと思います。そこに説得力がないと、選手はなかなか行動を起こしづらいですからね。その点で、僕らはミシャ監督が率いていた広島や浦和という成功例を見ているので、受け入れやすい部分がありました。キャンプ中から本当に細かく、練習中もプレーを止めながら、繰り返し、繰り返しやることで、ピッチで何が起こってもその瞬間に共有意識を持てるようにやっている。大変ですけど、そのやり方にはブレがないし、論理性もあるのでみんなが納得してやれています。

——そういうものがベースとなって、ここまでの好調につながっていると?

昨年まではリアクションサッカーでしたが、そこに攻撃のエッセンスが加わって試合をこなすごとにできることが増えてきています。まだまだ成熟度は低いですけどね。J2で優勝した頃から、もともと一体感はあったし、選手が「チームのために」という雰囲気はあった。そういうものが前提としてあったからこそ、みんなが監督のスタイルをすんなり受け入れられたんだと思います。もちろん、うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。そういう時の粘り強さ、忍耐強さというのは昨年、一昨年で築き上げたものが大きいのかなと。キャンプ中はここまで良い順位で中断期間を迎えられるとは思っていなかったので、そういう意味ではみんな手応えを感じています。

——シーズン序盤は苦しい試合も多かったと思いますが、印象に残っている試合はありますか?

シーズン初勝利を挙げた(第4節の)長崎戦はやっぱり大きかったですね。チームとして一つの成功体験を共有できた。あの試合をきっかけにずっと負けなしで来られましたから。開幕から監督を信じてやっていましたけど、心の奥底ではやっぱり不安もあった。そういう中で、あそこで一つ勝てたことで、チームのベクトルというか、方向性がバシッと決まったかなと思います。

——ミシャ・サッカーにどう適応していくか、都倉選手自身が意識していることは?

ミシャ監督のサッカーは論理的で、オートマチズムが求められるので、日本人とはとても相性がいい。僕自身もどちらかと言えば、成長するために論理的に積み上げていくタイプ、疑問があると立ち止まるタイプなので、彼の戦術は自分に合っていると思います。監督の考えをまず頭で理解することで、自然と体も動くようになってきた。今までにはなかったことも求められますけど、論理的なので違和感がないし、吸収しやすい。自分の成長を感じています。

——具体的に新たに求められているものとは何ですか?

例えば、周囲と連動したプレー。今までの僕は「個」の部分、個で打開することが一つの特徴でしたけど、周囲と連動することで、今まで120パーセントの力を使わなきゃいけなかったことが、70パーセントぐらいでポンポンとできるようになった。その分、フィニッシュのところでしっかり100パーセントの力を出せるようになってきましたね。

——リーグは中断期間に入りましたが、後半戦へ向けての意気込みを聞かせてください。

前半戦を5位で終われたことで、選手もサポーターもモチベーションを保ちながらやれる。これほど幸せなことはありません。ただ、肌感覚としてチームの成熟度はまだ2、3割といったところなので、この中断期間でチームとしての成熟度をまた一段階上げていきたいですね。どこまで上げられるかは分からないけど、それが4割、5割になれば勝つ確率は上がってくる。もちろん「負けない」のは重要ですけど、結果を重視して目をつぶってきた部分もあるので、その辺を改善していきたい。特に後ろからのビルドアップのクオリティーがもう少し上がっていけば、全体的なパフォーマンスもかなり上がるというイメージがあります。

——取り組んできたものを成熟させる意味で、この中断期間は有意義なものになりそうですね。

連戦中は試合をやって、2日間クールダウンしたらすぐに試合前日という感じだったので、じっくりトレーニングを積む時間がなかった。そういう意味では、この中断期間がシーズンを左右する一つのカギになるのかなと思っています。

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