2018.05.24

神戸に加入したイニエスタ、これまでのキャリアを改めて振り返る

アンドレス・イニエスタ
バルセロナ一筋でプレーしてきたイニエスタ [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 ヴィッセル神戸は24日、バルセロナからスペイン代表MFアンドレス・イニエスタを完全移籍で獲得したと発表した。そこで今回は、世界的なスーパースターのキャリアをあらためて時系列で振り返る。

1. バルセロナ入団
 1996年9月17日、12歳でバルセロナの下部組織(カンテラ)に入団。当時12歳だった。しかし、故郷アルバセーテから大都市のバルセロナに来て、家族と離れ離れになることをなかなか受け入れられず、毎夜、泣いていたという。

2. ジョゼップ・グアルディオラとの出会い
 1999年6月22日、バルセロナのクラブ創設100周年記念行事の一環として開催されたナイキ・プレミアカップ決勝(U-15のクラブ世界選手権)で、優勝を決める決勝点をマーク。表彰式では、後にトップチームで指導を受けるジョゼップ・グアルディオラ(現マンチェスター・C)からトロフィーを手渡された。

3. トップチーム初出場
 2001年6月4日、17歳で初めてトップチームの試合に出場する。舞台は本拠地カンプ・ノウに隣接するミニ・エスタディ。ハビエル・ウルティコエチェア氏(元スペイン代表GKでバルセロナOB)が亡くなったことを受けて開催された親善試合でのことだった。

4.公式戦デビュー
 2002年10月29日、チャンピオンズリーグ(CL)のクラブ・ブルージュ戦でトップチームデビューを果たした。当時18歳170日。背番号は「34」だった。

5.公式戦初ゴール
 2004年1月14日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の試合で、トップチームでの公式戦初ゴールを記録した。舞台はカンプ・ノウ、相手はレバンテだった。背番号「24」をつけて先発出場を果たすと、開始4分に記念すべき初得点を挙げる。しかし左足を痛めて、40分で負傷交代を余儀なくされた。

6.トップチームでの初契約
 2004年11月18日、バルセロナのトップチームの選手として初めての契約を交わした。契約期間は3年。設定された契約違約金は6000万ユーロ(現在のレートで約77億円)だった。

7.初タイトル
 2005年5月14日、2014-15シーズンのリーグ優勝を決め、バルセロナでの初タイトルを手にする。当時の指揮官はオランダ人のフランク・ライカールト氏。なお、対戦相手はレバンテで、イニエスタは先発し52分までプレーした。

8.初の欧州制覇
 2006年5月17日、フランスのサン・ドニ(現スタッド・ド・フランス)で行われたCL決勝で、バルセロナはアーセナル相手に2-1と逆転勝利。イニエスタは後半から出場し、自身初の欧州制覇に貢献した。

9.スペイン代表デビュー
 2006年5月27日、ドイツ・ワールドカップ本大会開幕直前に行われたロシアとの国際親善試合で、スペイン代表デビューを果たした。0-0で終えた試合に、イニエスタは後半から出場。開催地は奇しくも、故郷のアルバセーテだった。

10.初キャプテン
 2009年1月6日、アトレティコ・マドリードとのコパ・デル・レイで、トップチームで初めてキャプテンマークを巻いた。試合はリオネル・メッシのハットトリックにより、3-1と勝利。イニエスタはフル出場を果たし、大役を務めあげた。

11.“イニエスタッソ”
 2009年5月6日、敵地スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーとのCL準決勝セカンドレグで、バルセロナで最も重要な得点を挙げる。0-1で迎えた後半アディショナルタイムに、値千金のアウェイゴールをマーク。チームは土壇場で決勝進出の切符を勝ち取った。このゴールは現地で”イニエスタッソ”と呼ばれ、今もなおキャリアのハイライトの一つとなっている。

12.初の3冠
 2009年5月27日、ローマで開催されたCL決勝でマンチェスター・Uを下し、欧州制覇を達成。リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイとともに、キャリア初(クラブ史上初でもあった)の主要3冠を成し遂げた。なお、2014-15シーズンにも2度目の3冠を達成している。

13.年間6冠
 2009年12月19日、アブダビで開催されたFIFAクラブワールドカップに優勝。リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、CL、UEFAスーパーカップ、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)と合わせて、クラブ史上初となる年間6冠を達成した。

14.ワールドカップ制覇&決勝ゴール
 2010年7月11日、南アフリカ・ワールドカップの決勝で、スペインは初優勝を飾る。オランダとの決勝戦は延長戦までもつれ込んだが、イニエスタが決勝ゴールを決めて世界一に輝いた。なお、ゴールが決まった後にはユニホームを脱いで、「ダニ・ハルケ、僕らはいつも一緒だ」という手書きでメッセージを書いたアンダーウェアを披露。前年の夏に急性心筋梗塞によって急死した大親友のダニ・ハルケ(元エスパニョールDF)に優勝を捧げた。

15.世界で2番目の選手
 2011年1月10日、2010年の最優秀選手に贈られる『バロンドール』で惜しくも2位となった。1位に輝いたのは、同僚のリオネル・メッシ。なお、3位も同僚のシャビ・エルナンデス(現アル・サッド)で、最終候補3名をバルセロナ勢が独占した。

16.結婚
 2012年7月8日、アンナ・オルティスさんとバルセロナ近郊の都市タラゴナで結婚式を挙げた。スポーツジャーナリストだったアンナさんとは2008年から交際をスタート。2011年4月に長女バレリアちゃんが誕生したあとの挙式だった。現在は、長男パオロ・アンドレアくん(2015年5月誕生)、次女シエナちゃん(2017年5月誕生)を含めて3人の子供がいる。

17.欧州No.1プレーヤー
 2012年8月30日、2011-12シーズンのUEFA欧州最優秀選手に選ばれた。ユーロ2012で優勝し、大会MVPにも輝いたイニエスタは、UEFA加盟国のスポーツジャーナリスト投票により、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)を抑えて受賞を果たした。

18.600試合出場
 2016年10月2日、リーガ・エスパニョーラ第7節のセルタ戦で、バルセロナでの公式戦通算600試合出場を達成。シャビに次ぐクラブ史上2人目の快挙だった。なお、最終的には674試合に出場。シャビの通算767試合に次ぐクラブ歴代2位の記録になる。

19.初の生涯契約
 2017年10月6日、バルセロナはイニエスタとの契約延長を発表。クラブ史上初の“生涯契約”だった。しかし、201日後の4月27日に、同選手は今シーズン限りでクラブを去ることを明らかにした。理由は「自分にとって最高のプレーができない状況を自分が許せず、またクラブにとってもふさわしいものではないから」だった。

20.バルセロナでのラストゴール
 2018年4月21日、セビージャとのコパ・デル・レイ決勝で決めた4点目のゴールが、バルセロナでのラストゴールとなった。通算57得点をマーク。トップチームデビューを果たした2002-03シーズンを除き、全15シーズンで少なくとも1得点以上を記録している。なお、最もゴールを挙げた相手はマラガで5得点。次いでレアル・マドリードとラシン・サンタンデールの3得点になる。

(記事/Footmedia)

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