試合に勝利した柏レイソル [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第15節が19日に行われ、名古屋グランパスと柏レイソルが対戦した。
名古屋グランパスはホームで柏レイソルを迎える。2018 FIFA ワールドカップ ロシアの日本代表メンバー入りを果たした中村航輔は先発出場となった。また、加藤監督就任後の初試合である。
16分、江坂任が名古屋グランパスのディフェンスがはじいたボールにいち早く反応する。シュートはダイブするキーパーも止めることはできず、柏は先制に成功。スコアは0-1となる。
41分、名古屋も反撃する。玉田圭司の左サイドからのクロスをジョーが蹴り込んでゴール。試合は1-1と両者譲らない展開となった。
後半スタートのホイッスルが鳴り47分、柏はコーナーを獲得。身がからのコーナーをクリスティアーノがファーポストを目掛けて蹴ると、中山雄太のヘディングが炸裂。柏はリードを取り返し、1-2となる。
56分、名古屋DFのバックパスに江坂が走り、追いつく。キーパーと1対1の状況となり、ゴール前で落ち着いて右側へとフィニッシュ。柏は1-3とリードを広げる。
64分、名古屋も諦めたわけではなかった。ガブリエル・シャビエルがゴール前で玉田へパス。ボールをネットに押し込んでゴール。名古屋は今シーズン、初の日本人得点者となった。
92分、名古屋のジョーと代表選出を果たした中村が接触。中村は空中で一回転し、頭から地面に落ちていった。担架に乗せられて運ばれそうになるも、すぐには動けない状況であった。
試合は2-3で終了。日本代表の中村の負傷はワールドカップに響くものなのかは定かではない。
J1リーグはワールドカップに伴い、中断期間に突入。次戦は7月18日、名古屋グランパスはアウェイで浦和レッズと対戦する。一方、本日の勝者柏レイソルは、ホームでFC東京と戦う。
【得点者】
0-1 16分 江坂任(柏レイソル)
1-1 41分 ジョー(名古屋グランパス)
1-2 47分 中山雄太(柏レイソル)
1-3 56分 江坂任(柏レイソル)
2-3 64分 玉田圭司(名古屋グランパス)
By サッカーキング編集部
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