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【横浜FMvs長崎プレビュー】横浜FMはエースの6試合ぶり得点に期待…長崎は翁長&飯尾のサイドを起点に押し込めるか

2018.05.18

横浜FMのFWウーゴ・ヴィエイラは、第9節の湘南戦を最後にゴールから遠ざかっている [写真]=J.LEAGUE

横浜F・マリノス カップ戦で喜田が負傷、欠場なら戦力ダウンは避けられず

【プラス材料】
 ここまでリーグ戦14試合を消化して、無得点に終わったのは第2節・柏戦のみ。その他の13試合では着実にゴールネットを揺らしており、アタッキングフットボールを徐々に体現しつつある。

 そのけん引役となるのが、ここまで7ゴールを挙げているFWウーゴ・ヴィエイラだ。昨季はシーズン10ゴールという成績だったが、今季は早くもその数字に迫る勢い。リーグ戦では第9節・湘南戦(4-4)を最後にゴールから遠ざかっているだけに、そろそろチームを勢いづける結果がほしいところ。ペナルティエリア内で無類の強さを発揮するゴールゲッターにパスが渡れば高い確率でゴールネットが揺れる。


 ここまで4アシストをマークしているDF山中亮輔とのホットラインを再結成し、チームを勝利に導きたい。

【マイナス材料】
 22失点はリーグワースト2位タイの数字。失点癖は5月に入ってからも直っておらず、未勝利の直近3試合で計5失点と修正されていない。不用意なミスからの失点も目立つため、まずはポゼッション時のミスを減らすことが重要になるだろう。

 また、対戦相手の長崎とは今回が初顔合わせとなるが、それが吉と出るか凶と出るか。格では横浜FMが上回るが、勢いとフレッシュで勝る相手をいかにして封じるかがポイントになる。ここまで15位と苦しんでいることもメンタルに影響しているため、先制点を奪われると苦しい展開は避けられない。

 また、16日のルヴァン杯・新潟戦で右足首を負傷して途中交代したMF喜田拓也の出場は難しいか。欠場となれば戦力ダウンは避けられない。

文:totoONE編集部

V・ファーレン長崎 前節で名古屋に快勝し、メンタル面は前向き

【プラス材料】
 16日に行われたルヴァン杯では横浜FM戦で先発予定のメンバー全員がターンオーバーで休養し、横浜FM戦に出場する選手たちはフレッシュな状態で挑むことができる見込み。対する横浜FMは主力の約半数がリーグ戦とルヴァン杯の両方に出場しており、後半になれば長崎が運動量で横浜FMを圧倒できる可能性は高い。特にリーグトップクラスの走行距離を誇るMF翁長聖とMF飯尾竜太朗がいるサイドでは、ほぼ確実に押し込んでいけるはずだ。

 リーグ前節の名古屋戦ではリーグ戦で複数得点と無失点で快勝していることから、選手たちのメンタル面も前向きの状態で安定しており、週明けから横浜FM対策の準備を進めてきたことと合わせて考えれば、優勢に戦いを進めることができるに違いない。

【マイナス材料】
 前半の早い時間帯に失点をしてしまった場合、横浜FMのハイプレスとハイラインに押し込まれて、後手に回ってしまう可能性がある。一旦、受け身に回ってしまうと、試合の流れを一気に変えられるような突出したエースや、交代の切り札が不在なために苦しい試合展開となってしまいかねない。

 また、DF髙杉亮太・DF徳永悠平・DF田上大地で構成されるディフェンスラインは、連携や統率の取れた守備を得意とするが、一対一の強さはないため、7得点を挙げている横浜FMのFWウーゴ・ヴィエィラやMFオリヴィエ・ブマルらには特に警戒が必要となるだろう。16日のルヴァン杯で敗退が決定したために、リーグ戦に出場しないメンバーのモチベーションが低下しており、チーム全体のムードがやや難しいものとなっている点も懸念だ。

文:totoONE編集部

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