1993年の開幕戦で『J’S THEME』を披露した春畑道哉 ©J.LEAGUE
TUBEのギタリストである春畑道哉が手掛けたJリーグのテーマ曲『J’S THEME』が、節目となるJリーグ開幕25周年を迎える5月15日に、再レコーディング&リアレンジされて、配信が開始となった。また、廃盤となっていた8センチシングルおよびミニアルバムをリマスタリングし、完全収録したJリーグ25周年記念アルバムを8月22日に発売することも併せて発表された。
同曲は当時25歳だった春畑がファーストソロシングルとして発売したもので、当時のJリーグチェアマンだった川淵三郎氏から依頼を受けて制作したもの。1993年5月15日に国立競技場で行われたJリーグ開幕戦「ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」で試合前に生演奏された。
それから25年間、オフィシャルテーマソングとして使用されてきたが、今回の節目に合わせ、再レコーディング&リアレンジすることとなった。以下、春畑道哉コメント。
「Jリーグ25周年おめでとうございます。あの開幕セレモニーで演奏してから四半世紀もの長い間、『J’S THEME』をJのテーマとして使って頂き、心から感謝しています」
「この度、新バージョン制作のお話を頂き、“変わるもの”と“変わらないもの”をテーマに、リアレンジしました。“変わらないもの”の象徴として、ギターメロディは変えずオリジナルに忠実に演奏しました。シンセとリズムは変更を加えオリジナルよりもアクティブで未来へ向かっていくポジティブな楽曲に進化したと思います」
「当時10クラブだったクラブも54クラブにまで増え、やがて全都道府県にクラブが出来たら…という25年前に川淵三郎さんからお聞きしていた夢がもう少しで叶うとワクワクしています。百年後もスタジアムで『J’S THEME』が流れてくれていたら、これほど嬉しいことはないと思っています。新たに生まれ変わった『J’S THEME』、是非聴いてください」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト