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Jリーグ25周年でKREVA、リトグリらと豪華コラボ開催! ジーコ、中澤、槙野が登場してJの魅力訴える

2018.05.15

クロストークを展開したKREVAと中澤佑二 [写真]=J-WAVE/Jリーグ

 15日にJリーグ開幕から25周年を迎えることを記念して、14日にEX THEATER ROPPONGIにて、「J.LEAGUE 25th Anniversary LIVE」が開催され、KREVA、Little Glee Monster、BRADIOの3組によるライブが行われた。

 同イベントの合間にはJリーグの選手たちも登場。オープニングに姿を見せた浦和レッズ所属のDF槙野智章は、数多くのアーティストとも親交があり、「このイベントが終わったらスタジアムに皆さんが行きたくなるような、熱のこもったメッセージを伝えたい」と、3組のパフォーマンスを見に来た観客に向けて発信。「サッカーとはゴールだけじゃないんです」と魅力を訴えると、「僕はどうやったらカメラが向くかも考えています。ゴールを決めなくても、どうやったら目立てるか。それを子どもたちが見て、点を決める以外でも目立てるんだと思ってくれればと」「(エスコートキッズに向けて)いつも『ピッチ上から見た景色を覚えておいてほしい』と声をかけています。夢になるキッカケってそういった些細なことでもあるので」と話し、大きな歓声を集めていた。


オープニングに登場した槙野 [写真]=J-WAVE/Jリーグ

 横浜F・マリノス所属のDF中澤佑二はイベントの合間、出演者のKREVAとともにトークを展開。ライブを見に行くなど、普段から親交があるとのことで、登場の際にはKREVAがまさかの“タックル”を中澤に仕掛けると、「世界に通用するタックルですよ」(中澤)と返し、会場を沸かす。

 Jリーグが生まれて25周年を迎えたが、「プロを目指そうと思ったのはJリーグができたから」と振り返った中澤は、「プロになっていなかったら、海の家で働いていたかも。冬はスノボで」と冗談を交えつつ「契約できた時は本当に嬉しかった」と語る。

 高校時代にサッカー部の主将を務めていたというKREVAは40歳になっても第一線で戦う中澤を「尊敬されるべき選手」と絶賛して観客にも、そのすごさを伝えていく。「退場もケガもしない。(出続ける)秘訣は?」と問いかけると、「監督にゴマをすること(笑)」と中澤ははぐらかしつつ「一生懸命に練習をして、痛くても基本的には言わないこと」と、その“鉄人”ぶりをアピールした。

中澤にタックルを仕掛けたKREVA [写真]=J-WAVE/Jリーグ

 トークゲストの最後は鹿島アントラーズでプレーし、日本代表監督も務めた“神様”ジーコ。「ミナサマ、コンバンワ」と日本語での挨拶に、若年層も沸く。「皆さんの年齢では、私のことは知らないと思いますが(笑)。息子たちよりも若いような人たちの前で話をさせてもらうことは気合いが入りますね」とトークショーをスタート。

 1991年に来日となったが、「トヨタカップとキリンカップで勝利した経験もあって、すでに非常にいい印象を持っていました。日本についてすごく勉強もしましたね。勤勉で目標に向かって一生懸命やる国民性だと知り、『これは大丈夫だろう』と考えたんです」と振り返った。

 25年が経過したJリーグについて、「世界中を回りましたが、選手のコンディションを非常に考えてスケジュールを組むなど、こんなにプレーヤーズファーストであるリーグは他にありません。プロ化してからW杯出場を逃したこともありませんし、欧州の強豪国でプレーしている選手もたくさんいることは素晴らしいことです」と絶賛。

声援に応えるジーコ [写真]=J-WAVE/Jリーグ

「私の考えを受け継いでもらうことはできたと思っていますが、若い世代に応援してもらえれば、もっと伸びると思います。記念すべき日に呼んでくれて感謝しています。これから25年が経った時、まだ呼んでほしいです」と、Jリーグのさらなる進化に期待を寄せた。

 槙野、中澤、ジーコに共通していたのは、観客にJリーグの魅力をスタジアムで知ってほしいということ。「地元のスタジアムに行って、選手の名前を覚えてもらうだけでいいです。スタグルやグッズなど楽しめる要素もたくさんあって、J1~J3までいろいろな面白さがあります」(槙野)、「各チームの応援や雰囲気の色がそれぞれ違って、味わえるのは日本だけです。海外や代表ももちろん大事ですが、Jリーグをぜひ応援してください」(中澤)との訴えに、各参加アーティストのファンも大きな声援と拍手で応えていた。

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