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『eJ.LEAGUE』決勝ラウンドの前哨戦!? 出場2選手が生放送で共演!

2018.05.02

『eJ.LEAGUE』決勝ラウンドに出場するマイキー選手(左)とファントム選手(右)

 5月4日に行われる『明治安田生命eJ.LEAGUE』(以下、『eJ.LEAGUE』)決勝ラウンドでは、オンライン予選、敗者復活ラウンドを通過した10選手、「J1推薦枠」の5選手の計15選手がしのぎを削る。

 大会を前に、鹿島アントラーズの推薦選手として出場するマイキー選手、FC東京の推薦選手として出場するファントム選手がサッカーキングの動画番組『サッカーキング ハーフ・タイム』に出演した。『eJ.LEAGUE』の前哨戦とも言える、二人の対談の模様をお届けしよう。


■勝利にこだわったサッカーをしたい

──3月9日に『明治安田生命eJ.LEAGUE』の開催が発表されました。マイキーさんも記者会見に登壇していましたが、いかがでしたか?
マイキー がっつり緊張して、(コメントが)飛びました(笑)
──Jリーグとしても初の試みなので、記者からの質問にうまく答えられない場面もありましたね。
マイキー あんなに質問が飛ぶとは思っていませんでした。Jリーグの方も「こんなに注目されているんだ」と驚いていましたね。
──そもそもお二人がeスポーツプレイヤーになったきっかけを教えていただけますか?
マイキー 以前は「eスポーツ」という言葉自体がなかったですし、そこを目指してプレイしていたわけではありません。「気づいたらなっていた」という言い方が正しいのかなと思います。
ファントム 僕は(プロeスポーツチームの)「SCARZ」と3年前くらいに契約したんですが、あんまり覚えてなくて(笑)
──当時はまだ19歳ということですよね?
ファントム そうです。多分、なりゆきで、ですね。当時はまだ無名だったんですけど、SCARZに入ってからプロ意識も生まれて、それが成長につながってタイトルも取れるようになったのかな、っていう感じです。
マイキー 『FIFA』のイベントや大会で最初に会った時は高校生だったよね? 
ファントム そうですね。なので、知り合ってもう5〜6年じゃないですかね。
──今回の『eJ.LEAGUE』決勝ラウンドに出場する選手は皆さんお知り合いなんですか?
マイキー 半分ちょっとはそうですね。
──対戦しにくい面もあるんじゃないですか?
マイキー そうですね。手の内が分かっているプレイヤーとそうじゃないプレイヤーがいますけど、両方とも難しいんですよね。 分かっていれば分かっているなりの難しさがありますし、何も分からない場合はどういうスタイルなのかも分からないので怖いし。
──決勝ラウンド前日に抽選が行われますが、いきなりお二人が対戦する可能性もあるんですよね?
マイキー そうです。嫌ですね(笑)
ファントム 僕も嫌ですよ(笑)
──15選手のなかで、1回戦で当たりたくない選手はどなたですか?
ファントム 僕は「ナスリ」さんですね。よく(オンライン上の)「Weekend League」で当たるんですけど、『FIFA 18』になってから20連敗くらいしてるんですよね。何をやっても通用しないので、僕の天敵なんですよ。できれば当たらずに終わりたいです(笑)
マイキー 僕はやっぱりファントムが嫌ですね。彼はどちらかと言うとオンラインよりオフラインというか。もともとオンラインの成績が良かったほうじゃなくて、オフラインの大会で力を発揮するタイプなんです。こんなことを言ってますけど、本番は勝つ気満々だと思いますよ。
──今回の『eJ.LEAGUE』のようにオフラインの大会とオンライン対戦とでは、やっぱり違いがありますか?
マイキー 大勢の人に見られる環境でやる場合は、緊張したり、本来のパフォーマンスを披露できないのが普通です。でもファントムはそういう影響を受けないタイプだと思うので、やりたくないなと。
ファントム 僕は一切緊張しないんですよね。
──ちなみに、サガン鳥栖の「J1推薦枠」で出場する「アヤックス ボブ」さんの出場を知った時はどう感じましたか?
マイキー 噂では聞いてたんですが、「ウソだろ」と(笑)
──ファントムさんは「アヤックス ボブ」さんをご存じだったんですか?
ファントム 知っていました。彼は(前作の)『FIFA 17』から始めたばかりで、いわゆる天才という感じなんです。僕はベルリンで行われた『FIFA 17』の世界大会に出場したんですが、ボブさんはベスト8に入って、僕はグループリーグ敗退でした。
──日本人との対戦と、外国人との対戦に違いはありますか?
マイキー 全然違いますよ。国によって、という部分は普通のサッカーと一緒だと思います。ブラジル人はがんがんドリブルを仕掛ける攻撃的なプレイヤーが多かったり、ドイツ人は割りと守備やバランスを重視してきたり、とか。
──日本人選手の特徴は?
マイキー キレイなサッカーをするイメージがあります。
──いわゆる“自分たちのサッカー”というやつでしょうか。ちなみに、今回の『eJ.LEAGUE』決勝ラウンドのレギュレーションについてはどう感じますか? いきなりトーナメント戦で、最大3試合、早ければ1試合で終わってしまいますが。
マイキー 難しいですね。
ファントム 運の要素が大きくなってしまった感じはありますね。
マイキー 相手が使う選手やフォーメーション、戦術を1試合の中で判断するのは物理的に難しい。世界大会ではホーム&アウェイの2試合をやることが多いんですが、1試合目で相手の実力やスタイルを把握して、2試合目でフォーメーションを変えたり、変えなかったり。そういう駆け引きがあるというのがよくある形です。そのため今回は「気づいた時には時間が足りなかった」ということがあり得るし、そういう意味では難しいのかな、と。
──なるほど。皆さん、そういった難しさもあるなかで戦うことになるわけですが、決勝ラウンドに向けて意気込みをお願いします。
マイキー 鹿島アントラーズの一員として勝てるように、勝利にこだわったサッカーをしたいと思います。
ファントム 大会までにやることをやれば結果はついてくると思うので、自分を信じてがんばりたいと思います。FC東京のサポーターの皆さん、応援をお願いします。

『明治安田生命eJ.LEAGUE』公式HP

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