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かつて横浜FMなどで活躍の福岡FW坂田、現役引退を発表「次の道へのスタート」

2018.03.15

現役引退を発表した坂田大輔 [写真]=Getty Images

 アビスパ福岡は15日、FW坂田大輔が2017シーズンを最後に現役を引退することを発表した。

 現在35歳の坂田は、横浜F・マリノス、アリスFC(ギリシャ)、FC東京でのプレーを経て、2012シーズンからアビスパ福岡でプレーしていた。明治安田生命J1リーグ通算で271試合出場48得点、J2リーグ通算で187試合出場29得点を記録している。また、2006年には日本代表にも招集され、1試合に出場。現役最後の2017シーズンは31試合に出場し1得点という成績を残していた。


 坂田はアビスパ福岡の公式サイトを通じて以下のようにコメントを発表している。

坂田大輔は2017シーズンを持ちまして現役を引退する事を決断しました。自分の進路をなかなか公表出来ず心配してくださっていた皆さんには申し訳ない気持ちで一杯です。アビスパ福岡を契約満了になり、その後も現役を続けたいとの思いでチームを探していましたが、自分にとっては想像以上に厳しい現実が待っていました。ただ決して強がりで言う訳ではありませんが、30歳を超えてから毎年常に引退の可能性もあるんだぞと自分に言い聞かせていました。後悔がないと言えば嘘になりますが、17年間大きな怪我もなくプロの世界で戦えた自分を誇りに思いたいです。アビスパ福岡、横浜F・マリノス、FC東京、アリスFCで関わった全ての皆さん、本当にありがとうございました。言葉だけでは伝えきれません。ただただ感謝です。そして自分がプロサッカー選手になるまで育ててくれた、野庭キッカーズ、横浜フリューゲルスジュニアユース、横浜F・マリノスユースの指導者と仲間達の皆さんありがとうございました。サッカー選手としての人生は終わりますが、この決断がまた次の道へのスタートになります。サッカー人として、サッカーに携わった仕事を。これから一生懸命に頑張っていきます!17年間本当にありがとうございました!」

 また、福岡は4月1日に行われるJ2リーグ第7節栃木SC戦の試合終了後に同選手の引退セレモニーを開催することも併せて発表している。坂田は引退セレモニーについても次のようにコメントした。

「そしてなんと嬉しい事にアビスパ福岡が引退セレモニーを4月1日の栃木戦後に行なってくれる事になりました。最後にもう一度皆さんとお会いして挨拶出来る事を非常に嬉しく思ってます。是非会場に足を運んでもらい栃木戦の最高の雰囲気のレベスタで勝利して 皆さんにご挨拶出来ればと思います。4月1日 レベスタで会いましょう!」

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