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164センチのダイナモ・湘南MF松田天馬、2人の間をすり抜け、“瞬間的判断”から先制アシスト

J1開幕戦でスタメンに抜擢された松田天馬は、アシストという結果で応えた [写真]=J.LEAGUE

 鹿屋体育大学在学中の昨年7月にJFA・Jリーグ特別指定選手として湘南ベルマーレに加入。昨季のJ2リーグ戦3試合に出場し、今季、正式にチームの一員となった。迎えた2018年2月24日、J1開幕戦のV・ファーレン長崎戦、“ルーキー”の松田天馬はその日に曺貴裁監督からスタメン起用を言い渡された。

 開始8分、早くも見せ場が訪れる。右サイドでボールを受けると迷わず縦に突破。ペナルティエリア付近で相手2人に囲まれるも、スルリと間をすり抜けボックス内に進入する。ビッグチャンスを迎えたが、「GKとDFの間にボールを入れようと思っていたけど、DFがしっかり下がっていたので間に合わないと思った」。長崎の帰陣も早く、すでにエリア内には自分についていたマークも含め6人が戻っていた。

「もうちょっとキレイに折り返したかったけど、決めてくれて良かった」と振り返る先制のシーンは、松田の“瞬間的判断”が冴えわたった。「マイナスの方を見たら2人ぐらい見えた」。密集地帯を避けてマイナスのクロスを中央に送ると、新外国籍選手イ・ジョンヒョプがボールに合わせてうまく走りこみ左足で決めた。

 ドリブル突破からのアシストは「珍しい」と笑顔を見せるも、DFの間をすり抜けるスキルは、164センチの小柄な体を駆使した松田ならではの武器だ。「監督からゴールに向かってチャレンジしろと言われていた」。そのチャレンジ意欲と、自身の持ち味が合わさったアシストだった。

 松田は3-4-2-1の「4」の中央を基本ポジションとしながらも、豊富な運動量を活かして柔軟にポジションを変え、ボール回しに関与しつつ、流れの中でサイドにも前線にも顔を出した。第2節の川崎フロンターレ戦に向けては、「この勢いのまま、湘南らしくいつもどおりやれば結果が出る」と力強く話す。2-1と勝利を飾った長崎戦で松田が体現した、走力と流動性、連動性を特長とする“湘南らしさ”をチーム全体で出しきることができればJ1王者とも好ゲームを演じられるはずだ。

文=安田勇斗

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