2018.02.16

新潟が早川史哉の病状報告、トレーニング再開へ…白血病からの復活目指す

アルビレックス新潟
アルビレックス新潟が早川史哉の病状を報告
サッカー総合情報サイト

 アルビレックス新潟は15日、公式HPにてMF早川史哉の病状と支援基金の報告を行った。

 早川は2016年4月下旬、リンパ節に腫れが認められ、精密検査の結果、急性白血病と診断された。同年11月に骨髄移植手術を実施し、2017年1月10日には「トレーニングが開始できる期間まで、現在履行している選手契約をいったん凍結する」と発表。復帰を目指して治療を行っている。

 早川の病状と経過について、新潟は以下のように説明している。

「早川史哉選手は、2016年4月下旬にリンパ節に腫れが認められ、精密検査の結果、急性白血病と診断をされました。同6月13日(月)の公表以来、現在にいたるまで、アルビレックス新潟サポーターの皆様をはじめ、全国のJリーグファン・サポーターの皆様、サッカー関係者の皆様、また広くたくさんの皆様からご厚志とともに、激励のメッセージを頂戴しております。改めて心から御礼申し上げます」

「主治医の先生をはじめ病院の皆様の長期にわたる献身的な医療、また多くの皆様からのサポートを賜り、早川選手は着実に寛解に向けて前進をしております。2017年6月には発病から入院していた病院を退院。投薬治療などを経て、現在も経過観察のために定期的に診察を受けてはいますが、食事制限や行動制限もない段階となりました。2018年からはクラブハウスにおいて、ランニングなど徐々に負荷を上げたリハビリに取り組んでいます」

「アルビレックス新潟では、早川史哉選手が病気に打ち勝ち、ピッチに戻ることを目的とした『アルビレックス新潟 早川史哉選手支援基金』を開設。2016年、2017年とトップチーム、レディースのホームゲーム、イベントなどで募金活動を行ってまいりました。また、多くの皆様から、早川選手の支援にご賛同をいただき、大変多くのご厚志をお寄せいただきましたことに、深く御礼申し上げますとともに、基金額をご報告させていただきます。また、現在凍結している選手契約につきましては、引き続き早川選手本人、ご家族、主治医の先生やクラブで経過を観察しながら、凍結解除の時期について協議をしてまいります」

 また「早川史哉選手支援基金」額は今月8日時点で26649549円であることも発表されている。

 そして早川は、今回の経過報告にあたって以下のようにメッセージを寄せている。

「アルビレックス新潟サポーターの皆さん、ご支援をいただいたすべての皆様へ 病気を公表してから、どんな時も励まし、支えてくださった皆様に感謝申し上げます。闘病生活をスタートし1年半が過ぎました。辛い時期や体の状態が思い描いたようにいかず、沈んでしまいそうな時期も、たくさんのサポートのおかげで前を向いて進むことができました。今思うと自分一人だけでこのような状況に耐えることは絶対にできませんでした」

「これから少しずつではありますが、復帰に向けトレーニングを行えるようになりました。今は1年半以上遠ざかっていたボールを蹴ることや、体を動かすことが楽しくて仕方がありません。治療をしていたこれまでより、復帰に向け活動するこれからの方が、いくつもの困難な壁に直面することがあるかもしれません。しかし、どんな時もこのような気持ちや病気を公表した時の決意を忘れずに活動していけたらと思います」

「最後に『ALL FOR NIIGATA すべてを新潟のために』、このクラブスローガンにならい、新潟のために自分ができることを考え行動していきます。また、今このような立場だからこそ、できることにも積極的に取り組んでいきたいと思っています」

 早川は1994年生まれの24歳。新潟の下部組織から筑波大学に進学し、大学4年時の2015年には同クラブの特別指定選手に登録された。そして2016年に新潟に加入。開幕戦から先発出場を果たしたが、4月24日に行われた明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第8節名古屋グランパス戦(ベンチ入り、出場機会なし)後にリンパ節の腫れが認められ、翌25日に新潟市内の病院を受診して検査を実施。以降も専門医の慎重な診断を行ってきた結果、急性白血病と診断された。

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