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新潟退団の稲田康志、現役引退を決断…仙台のスクールコーチに就任

2018.01.24

昨季限りで新潟との契約が満了となった稲田康志 [写真]=J.LEAGUE

 アルビレックス新潟は24日、GK稲田康志が現役を引退し、ベガルタ仙台のスクールコーチに就任することが決まったと発表した。

 稲田は1985年生まれの32歳。セレッソ大阪の下部組織から大阪学院大学を経て、2008年にロアッソ熊本へ加入した。2010年7月からは柏レイソルでプレーし、昨季開幕前に新潟へ完全移籍。昨季は出場機会がなく、契約満了が発表された。


 キャリア通算では、明治安田生命J1リーグで6試合、明治安田生命J2リーグで12試合、天皇杯とAFCチャンピオンズリーグで各2試合に出場した稲田。現役引退にあたり、新潟の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「このたび、現役を引退する決意をいたしました。そしてベガルタ仙台のスクールコーチに就任することになりました。この決断をするのに、悩み、葛藤がありました。ですが、自分自身をもう一度見つめ、この先の人生でどのような人間になりたいのかを考えた末、指導者としての仕事に非常に魅力を感じ、このタイミングで次のステージへ挑戦したいという気持ちが強くなりました」

「昨年の最終節に挨拶させていただきました、一歩前へ。これは僕が常に心の中に置いている言葉です。 そして今回も一歩前へ。進みたいと思います」

「プロ入りしてから10年間、ロアッソ熊本から始まり、柏レイソル、アルビレックス新潟でプレーしました。 主力選手ではないながらも、J1優勝、J2優勝、天皇杯優勝、ナビスコ杯優勝、ACL、クラブワールドカップを経験できた自分の現役生活は本当に素晴らしく、言葉には表せないものでした」

「僕のことをいつも応援してくれた熊本、柏、新潟のサポーターの皆さんには、感謝しかありません。本当にありがとうございました。皆さんの応援に支えられ、勇気づけられ、進んできました。そして一番近くでずっと支え続けてくれた妻、子どもたち。本当にありがとう。これからセカンドキャリアが始まります。新たなチャレンジに改めて身が引き締まる思いです」

「未来ある子どもたちに関われることを感謝し、自分の経験を子どもたちに伝え、精進していきたいと思います。 そしてベガルタ仙台の皆さん。これからスクールコーチとして頑張りますので、よろしくお願いいたします」

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