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内田篤人、鹿島復帰の決め手は「満さんの存在」…決断の時期も明かす

2018.01.10

内田篤人が、鹿島復帰の経緯などを明かした

 鹿島アントラーズは10日、新体制発表会見を実施した。会見終了後、ウニオン・ベルリンから鹿島に復帰したDF内田篤人が囲み取材に応じている。

 鹿島への移籍を決断した時期について、内田は「シャルケとの契約も2018年までだったので、半年早いくらい。その時にはヨーロッパで契約延長の話が出ていても戻ってくるつもりだったので」と言及。かなり早い段階から検討していたことを明かした。


 鹿島に戻るイメージを持って海外挑戦をした中で、今回の復帰はイメージ通りではなかったと内田は話す。「僕は海外でやりたくて仕方ないという選手ではもともと無かったので。なんとなく流れで出たら、何回か契約延長をして、長くなっちゃったという感じなので、あんまりイメージはしていなかった」というのが、実際のところのようだ。

 およそ8シーズンぶりとなる鹿島復帰。その大きな決め手は、鈴木満常務強化部長の存在だったという。

「ただ単に(鹿島が)好きだからというのがあります。あとは満さんの存在が大きくて。変な話、出ていくときも『戻ってきます!』と軽く口約束したので。あとは毎オフ鹿島に戻ってくると『もう(戻ってきて)いいんじゃないか?』と毎年冗談で言われましたけど、今季に関しては本気で。なので、即答」

 かつて身に着けた2番は長らく“空き番”となっていた。「満さんの『いつも空けているから』ということ(思い)だと思いますし、今季に関しては本気で獲りにいきたいとおっしゃっていたので。タイミングがそういう流れだったので、よかったです」。そして「本当に満さんのところに帰ってきたという感じです」と続け、その恩義を語った。

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