阿部翔平は今年3月より甲府へ期限付き移籍していた [写真]=JL/Getty Images for DAZN
ヴァンフォーレ甲府が、3月よりジェフユナイテッド千葉から期限付き移籍で加入していたDF阿部翔平を、完全移籍で獲得した。両クラブが30日に発表している。
完全移籍が決定したことを受け、阿部は甲府のクラブ公式HPでコメントを発表。来季への抱負を語った。
「来シーズンも、ここ甲府でプレーさせていただけることに感謝しています。ヴァンフォーレ甲府が再びJ1の舞台で戦うために全身全霊を尽くしたいと思います。また、山梨県全体で団結し、『ひとつ』となり、この1年間を戦い抜くことがとても重要だと思っています。目標を達成できるよう共に戦いましょう」
また、同選手は千葉のクラブ公式HPにもコメントを寄せ、ファン・サポーターにメッセージを送っている。
「ヴァンフォーレ甲府に移籍することになりました。チームに復帰することを信じていてくれた、サポーターの皆様には申し訳なく思っています。来年は、対戦相手として再会することになりますが、良いプレーで、良い試合をお見せできるように頑張りたいと思います。短い期間でしたが、ジェフユナイテッド市原・千葉で過ごせた日々を糧にして、これからのサッカー人生を歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました」
阿部は1983年生まれの34歳。市立船橋高校から筑波大学を経て2006年に名古屋グランパスへ加入した。2010年には名古屋のJ1初優勝に貢献。2014年より甲府へ完全移籍し、2シーズンプレーした後、昨季より千葉に完全移籍していた。2016明治安田生命J2リーグでは33試合出場1得点を記録したが、今季は開幕直後の3月に期限付き移籍で甲府へ復帰。J1リーグ戦24試合出場1得点の成績だった。通算ではJ1リーグ戦317試合出場3得点、J2リーグ戦33試合出場1得点を記録している。
By サッカーキング編集部
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