セレッソ大阪はGK武田博行とDF温井駿斗の完全移籍による退団を発表した。武田は東京ヴェルディへ、温井は栃木SCへそれぞれ移籍することが公表されている。
武田は1983年生まれの現在34歳。芦屋高校から、2002年に水戸ホーリーホックに加入し、プロキャリアをスタートさせている。その後は、栃木、ギラヴァンツ北九州を渡り歩き、2017年より東京Vへ期限付き移籍を果たす。今シーズンは、ケガの影響もあり、公式戦の出場はなかった。
武田は完全移籍に際し、以下のように抱負をコメントしている。
「今シーズンからヴェルディに加入しましたが、怪我で1年間練習もできず、チームに迷惑をかけてしまいました。来シーズンは死ぬ気で1年、初心に戻って頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」
加えて、同選手はC大阪にも別れの言葉を残した。
「セレッソ大阪に関わる全ての関係者の皆様へ、3年間お世話になりました。J1昇格を果たした今シーズン、ルヴァンカップを制覇して初タイトル獲得おめでとうございます」
「今後もどんどんタイトルを獲ることを願っています。自分も負けぬよう精進してまいりますので、応援よろしくお願いいたします」
温井は1996年生まれの現在21歳。C大阪の下部組織出身で、2016年にトップチームに昇格を果たした。今シーズンは、主にC大阪U-23で活躍し、明治安田生命J3リーグでは21試合に出場している。
温井は栃木の公式サイトで、以下のように意気込みを述べた。
「セレッソ大阪より加入することになりました、温井駿斗です。栃木SCというクラブの一員として戦えることを嬉しく思います。チームのために全力で戦い、貢献できるように頑張りたいと思います」
また、同選手はユース時代から過ごしたC大阪にもコメントを残している。
「ユース時代からの6年間、セレッソ大阪にはお世話になりました。監督、スタッフ、選手、サポーターの皆様、関わったすべての方々に感謝し、このセレッソ大阪で得た経験を糧に、新天地である栃木SCでも頑張りたいと思います」