サンフレッチェ広島が、徳島ヴォルティスからDF馬渡和彰を完全移籍で獲得した。両クラブが27日に発表している。
馬渡は1991年生まれの現在26歳。市立船橋高校から東洋大学を経て、2014年にガイナーレ鳥取に加入した。2016年にはツエーゲン金沢に、2017年には徳島へ移籍。2017明治安田生命J2リーグでは39試合出場4得点を記録した。
移籍に際し、馬渡は徳島のクラブ公式HPでコメントを発表。ファン・サポーターへの感謝を綴っている。
「サンフレッチェ広島に移籍することになりました。1年間という短い間でしたが、応援本当にありがとうございました。僕自身J3からキャリアが始まり、その中でJ1でプレーすることは一つの目標でした。今年徳島ヴォルティスはJ1昇格を目標に掲げましたが、自分の力不足でチームをJ1に昇格させる事が出来ませんでした。ですが、サンフレッチェ広島からJ1でプレーするチャンスを頂きました。徳島の監督やチームからは選手として幸せなくらい評価もしていただきましたし、今年1年間通して貫いたポジションサッカーも凄く魅力的と今でも感じています」
「正直J1は初挑戦ですし、どの程度自分にできるかもわかりせん。ですが、広島に加入し、選手として新しいチームで挑戦し、より素晴らしい選手に成長したいと思います。徳島は1年で離れますが、ぜひこれからも気にかけて応援していただけたら嬉しいです。短い間ですが、1年間本当にありがとうございました!」
また、同選手は新天地となる広島のクラブ公式HPにもコメントを寄せ、意気込みを語った。
「徳島ヴォルティスから加入することになりました、馬渡和彰です。僕のキャリアはJ3からのスタートですが、J1をひとつの目標にしていた中で、J1でプレーするチャンスをくれたサンフレッチェ広島に大変感謝しています。J1初挑戦なので、自分がどのくらいできるか正直全くわかりませんが、自分が持てる力を最大限サンフレッチェ広島のために使いたいと思います。伝統あるクラブに加入することができ、大変光栄ですし、幸せです。たくさんの勝利を届けられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」
徳島からは今オフにFW渡大生も広島へ完全移籍しており、これで徳島からの加入選手は2人目となった。