名古屋のJ1昇格に貢献した櫛引 [写真]=Getty Images
名古屋グランパスは19日、今季北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍で加入していたDF櫛引一紀が、移籍期間満了に伴い、来季から完全移籍で加入することを発表した。
現在24歳の櫛引は、室蘭大谷高校卒業後、札幌に入団。2011年からコンスタントに試合に出場してきた。今季は名古屋に期限付き移籍し、明治安田生命J2リーグで34試合に出場して1得点、天皇杯では3試合に出場するなど主力として活躍した。
同選手は完全移籍に伴い、名古屋の公式HPで以下の通りコメントを発表している。
「名古屋グランパスに完全移籍して、プレーすることを決意しました。今シーズンは、ファン・サポーターの皆さんの心強い後押しがチカラとなり、J1復帰を掴み取ることができました。皆さんと一緒にJ1の舞台で来シーズンを闘えるのが今からとても楽しみです。応援よろしくお願いします」
また、これまでプレーしてきた札幌の公式HPでは感謝の思いを伝えている。
「この度、名古屋グランパスへ完全移籍する事を決めました。小さい頃から室蘭入江競技場でコンサドーレの試合を見て育った僕にとっては大きな悩みでしたが、自分の成長の為に決断をしました。16年ぶりのJ1残留は自分の事のように嬉しかったです。来年は皆さんに成長した姿を見せられるように頑張ります。本当にありがとうございました」
名古屋はJ2で23勝6分け13敗、勝ち点「75」の3位で今季を終え、昇格プレーオフを制し、昇格を決めた。来季も風間八宏監督が指揮を執ることが発表されている。
By サッカーキング編集部
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