2003年から甲府でプレーしてきた津田琢磨の退団が決定(写真は2015年) [写真]=Getty Images
ヴァンフォーレ甲府は7日、DF津田琢磨の退団が決まったと発表した。
津田は1980年生まれの37歳。2003年から甲府に所属している。2008年に愛媛FCへの期限付き移籍を経験した時期以外は、甲府でのプレーを続けてきた。今季は明治安田生命J1リーグでの出場機会がなく、JリーグYBCルヴァンカップと天皇杯で計4試合に出場。キャリア通算ではJ1で74試合出場2ゴール、J2で118試合出場6ゴールを記録している。
退団にあたり、津田は以下のようにコメントしている。
「チームが最低限の目標としているJ1残留を達成することができず、そして、自分自身プレーという形で力になることができず、スポンサー様、サポーターの皆様、ヴァンフォーレ甲府に力を与えてくださっている皆様に対して、申し訳なく思っています」
「今年でヴァンフォーレ甲府を離れることになりますが、この様な形で皆様に報告することとなり、残念な気持ちがあります。プロサッカー選手になりたくて、ヴァンフォーレ甲府のセレクションを受け、加入してから15年が過ぎました。すっかり山梨の男になれました。私の夢を叶え、長きに渡り私を大切にしてくれたクラブには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
「この15年間、皆様の多大なるご支援があり、ここまで頑張ることができました。リーグのカテゴリーは、一段下がりましたが、ヴァンフォーレ甲府がこれまで取り組んできたこと、そして今年積み上げたこと、確実に一段一段登っていると確信しています」
「昇格や降格を繰り返し、苦楽を共にしてきた仲間、ポジションを競い合った仲間、偉大なる先輩、そして歴代の監督がいたからこそ充実した甲府でのプロサッカー生活を送り、経験することができました」
「ベテランと言われる歳になりましたが、ベテランの意識は更々ありません。まだまだ走ります。ヴァンフォーレ甲府がこの先も皆様に愛され続け、最強で最高のクラブになることを願っています。本当にありがとうございました」
By サッカーキング編集部
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