名古屋の主将を務める佐藤寿人 [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J2リーグ第41節が11日に行われ、名古屋グランパスとジェフユナイテッド市原・千葉が対戦した。
1年でのJ1復帰に向けて勝ち点3がほしい名古屋だったが、5連勝中と勢いに乗る千葉に0-3と完敗。8試合ぶりの黒星を喫し、自動昇格圏内の2位確保が厳しい状況となった。
キャプテンを務める佐藤寿人は「たくさんのサポーターが最高の雰囲気を作ってくれたのにも関わらず、その期待に応えられなかったのが悔しいです」と敗戦を悔やんだ。しかしながら、戦いはまだ終わったわけではない。
「悔しいまま下を向いていても仕方ないので。とにかく残りの試合でJ1に戻るためのプレーというのを結果で見せていかないといけません。どんな形でもJ1に戻るという結果を出していきたいです。本来であれば、今日勝って他力ですけど自動昇格圏の2位で最終戦を戦いたいという希望がありましたけど、全て自分たちでやってきた結果なので、それを全て受け止めて残りの試合を戦っていかなければいけません。悔しい思いは次の勝利のエネルギーに変えていければと思うので。まだ終わりじゃないですから、前を向いて戦っていきたいです」
最後にJ1復帰に向けて「この悔しさだけでは終われないですし、絶対に喜びに変えたいです。とにかくグランパスを愛するみんなで笑顔でシーズンを締めくくれるように。それも全て自分たち次第で、まだそのチャンスも残されていますから、それを意識していきたいです」と前を見据えた。
名古屋は最終節となる次戦、アウェイでカマタマーレ讃岐と対戦する。