2011年から富山でプレーする飯田 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
カターレ富山は24日、GK飯田健巳が今季限りで現役を引退すると発表した。
1985年生まれ、現在32歳の同選手は神奈川県出身。2008年に当時JFL(日本サッカーリーグ)に所属していた栃木SCでキャリアをスタートさせ、翌年には横浜FCへ移籍。2010年に当時J2だった栃木に復帰し、2011年以降は富山でプレーしてきた。これまでにJ2では通算45試合、J3では17試合、天皇杯では3試合に出場している。
同選手は富山の公式HPで以下の通りコメントを発表している。
「今シーズンをもちまして現役を引退することを決意しました。栃木SC、横浜FC、カターレ富山と本当に素晴らしい方々との出会いがあり、クラブ関係者、チームメイト、スポンサーの皆様、そしてどんなときも応援してくださったサポーターの方々との出会いは一生忘れることのない宝物になりました。また、ここまで育ててくれた両親、プロ選手になるまで指導していただいた監督やコーチの方々、沢山の方々に支えられてここまでやってこられたことを改めて実感しています。本当にありがとうございました」
「そして、カターレ富山にいた7年間は本当に楽しく、充実した日々だったと思います。素晴らしいスタッフやチームメイトと出会うことができ、そして素晴らしいサポーターの前でサッカーをすることができました。降格を経験したり、苦しい思い出の方が多いような気もしますが、今年このチームで昇格をして、皆さんと最高の一年にして引退したいと思っています。是非、最後までスタジアムで一緒に戦って下さい」
「そして最後に、わがままでいつも迷惑をかけたけど、どんな時も応援し続けて支えてくれた妻、家に帰るといつも笑顔にさせてくれる息子に一番感謝しています。これからも家族と一緒にいられる喜びを今まで以上に噛みしめながら、この先の人生も大好きな家族と共に歩んでいきたいと思います」
「10年間応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」
富山は明治安田生命J3リーグで27試合を終え、13勝7分7敗の勝ち点「46」で4位につけており、自動昇格圏の2位につけるアスルクラロ沼津とは、勝ち点4差。次節はアウェイでSC相模原と対戦する。
By サッカーキング編集部
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